


「食べる量は減らしてるのに、なかなか痩せない」
そういう声を、生徒さんからよく聞きます。
カロリーは気にしてる。
間食も減らしてる。
でも体が変わらない。
実はその「減らす」という発想自体が、
うまくいかない原因になっていることがあります。
今日は、ピラティスインストラクターで管理栄養士でもある私が、
習慣レベルで見た
「結果が出る人・出ない人の違い」を整理してみます。
そんなに難しくないので
ついてきてくださいね。
まず知っておきたいこと
痩せる人は「我慢」じゃなく「設計」で動いている
結果を出している人に共通しているのは、意志の強さじゃないんです。
「食べたいけど我慢する」じゃなくて、
「自然にそうなる仕組み」を日常に組み込んでいます。
そこが一番大きな違い。
続かないやり方は、正解でも意味がない。
どんなにいい方法でも、3日で終わるなら体は変わりません。
だから「きつい方法」より「続く設計」の話をします。
食べる量を減らすより先にやること、
それがたんぱく質をきちんと摂ることです。
たんぱく質が足りないと、体は筋肉を削ってエネルギーを作ろうとします。
体重は落ちても、筋肉が落ちて代謝が下がる。
結果、ますます痩せにくい体になっていく。
これがいわゆる「食べてないのに痩せない」の正体です。
目安は体重×1g以上。
60kgの人なら60g以上が一日の目標です。
肉・魚・卵・大豆製品・乳製品を
バランスよく取り入れてみてください。
朝食でたんぱく質を摂ることには、体内時計を整える働きがあります。
朝にアミノ酸が届くことで、
筋肉の合成スイッチが入りやすくなる。
また、昼・夜の食欲を安定させる効果も期待できます。
忙しい朝でも、卵1個・ヨーグルト・豆乳などで十分です。
「何か食べる」から「たんぱく質を摂る」に切り替えるだけで変わります。
睡眠不足は、食欲を増やすホルモン(グレリン)を増やし、
満腹を感じるホルモン(レプチン)を減らします。
つまり、寝不足だと「食べすぎる体」になる。
6時間以下の睡眠が続くと、
同じ食事をしていても太りやすくなるという研究もあります。
ダイエット中こそ、睡眠は削らない。
これは絶対に覚えておいてほしいことです。
ここはピラティスの話でもあります。
表面の大きな筋肉だけ動かす運動より、
体幹を使って動く運動の方が
インナーマッスルが活性化されて代謝が上がりやすい。
そして深い呼吸は、自律神経を整えます。
食欲や睡眠の乱れが自律神経からきている人は、
呼吸を変えるだけで体の状態が変わることもあります。
「運動量を増やす」より
「質の高い動きを習慣にする」を考えてみてください。
カロリーが同じでも、たんぱく質が多い食事と
脂質・糖質だけの食事では身体への影響がまったく違います。
低カロリーだからいいと思って選んだものが、
たんぱく質がほぼゼロだった、ということはよくある話。
カロリーの数字より、何が入っているかを見る習慣をつけましょう。
朝食を抜くと、空腹の時間が長くなって昼・夜に食べすぎやすくなります。
また、夜にまとめて食べると脂肪として蓄積されやすい。
体は夜に修復・回復モードに入るので、
大量のエネルギーを処理するには向いていないんです。
朝は食べれないという方は多いのですが、できるだけ食べる方がおすすめです。
人工甘味料や糖質ゼロ甘味料は、カロリーは低いですが
油を身体の中に引き込みます。
また腸内環境への影響も指摘されています。
カロリー的にはゼロだとしても逆効果なのでやめた方がいいです。
睡眠のところでも書きましたが、夜更かしは食欲ホルモンを乱します。
さらに夜遅い時間帯は「なんとなく食べたい」という感覚が出やすい。
空腹ではなくても手が伸びる。
悪循環なので、早く寝ましょう。
そんなに難しいことではないと思います。
少しずつ、身体が変わる仕組みを作っていきましょう。