美しい足をつくる

代表ブログ

トラス機構とウィンドラス機構

足部にはアーチ構造の機能を司る二つの機構があります。

「トラス機構」と「ウィンドラス機構」です。

 

 

足部の重要な機能として

①衝撃吸収

②安定性

 

があります。

 

 

足部には

内側アーチ、外側アーチ、横アーチがあり、

 

このアーチ構造によって衝撃吸収と安定性を

保っています。

 

 

①衝撃吸収に関しては『トラス機構』

②安定性に関して『ウィンドラス機構』

 

が重要です。

 

 

 

トラス機構

足部が荷重を受けるとアーチ構造が潰れます。

トラス機構はその際に足底筋膜の弾性によって衝撃吸収を行う機構です。

 

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ウィンドラス機構

ウィンドラス機構とは、

足趾の伸展によって足底筋膜が引っ張られて

アーチが挙上し足部の安定性が高まる機構です。

 

また伸ばされた足底腱膜はバネのように元の状態に戻ろうとする事で

前方への推進力を得る事ができます。

 

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例えば歩行時。

 

地面を蹴って前方へ進む際、足趾は伸展状態になります。

この時、ウィンドラス機構が働き、足部の剛性が高まり安定する事によって、

蹴り出しができます。

 

地面について次の一歩を作る際のところで

トラス機構が働き、足底腱膜の弾性によって衝撃吸収されます。

 

 

これらの機能が低下することによって

歩行運動に問題が出たり

扁平足や外反母趾の原因にもなります。

足のケアは大事。

 

 

面白い。

足はアートです。

 

 

こちらの記事もおすすめです

ウィンドラス機構

トラス機構〜足の衝撃吸収システム〜

 

足のアーチ

 

足のアーチとは土踏まずのことです。

 

 

まずは足にかかる重さについて

歩行で足にかかる重さは床からの反発力「床反力」が加わるので

1.2倍になります。

体重60kgの人だと一歩ごとに72kgの重さが足にかかります。

 

走ると約3倍です。

 

 

この重さをまともに受けないように

床からの衝撃を緩和してくれるのがアーチです。

 

 

アーチのあることで身体を支え

歩くことができます。

 

 

テントのようなアーチ構造を作り、

上からの重みと下からの床反力を支えています。

 

 

 

足のアーチには三つあります。

 

多くの人がまず思いつく足のアーチは
内側の縦アーチのイメージではないでしょうか?

 

 

足のアーチには3つあって

それぞれに

 

 

内側縦アーチ → 左右の揺れをコントロールする

外側縦アーチ → 体のひねりをコントロールする

横アーチ  →  前後の揺れをコントロールする

 

という役割があります。

 

 

アーチ形状がバネのように作用することで

足にかかる衝撃を緩和させる役割もあります。

 

そして

地面を蹴って力を発揮する役割があります。

 

足裏(土踏まず)のアーチの種類

足のアーチが崩れてくると

偏平足、開張足、、足底筋膜炎、外反母趾、たこ、

足の裏が痛い、足が疲れやすいなど様々なトラブルが生じやすくなります。

 

 

足のアーチは重要なんです。

アーチ橋という建造物があります。

 

 

アーチ橋は

「上からかかる圧力でさらに強度が増す設計」になっています。

 
重量を支えるためのデザインとして、これほど優れたものはないそうで

私たちの足にも、このアーチ橋と同じ構造が存在しています。

 

アーチ橋のような、強く美しい足のアーチを取り戻しましょう。

 

 

足はアートであり日用品

ピラティスを始めた当初から

足部の大切さを学びました。

 

足部とは足首からつま先のことです。

 

身体の土台である足を

整えることはとても大切です。

 

足は趾骨(指の骨・基節骨・中節骨・末節骨)が14本

中足骨が5本、足根骨が7個、種子骨2個の

片足28個・両足で56個の骨で構成されています。

 

 

身体全体に約208個の骨があるので

体全体の骨のうち足だけで4分の1を占めています。

 

 

骨はそれぞれ互いに関節を作り、それぞれ動きがあります。

そして1つ1つ筋肉や靭帯、腱などの組織で支えられています。

 

 

 

 

芸術家レオナルド・ダ・ビンチは足の事を

『足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である』

と表現しています。

 

 

ピラティスを学んだ

アンディ先生からは

足首から下の問題を解決すれば、その上の問題の90%は改善する

と学びました。

 

 

足を学び整えることは非常に面白く

たくさんの新しい感覚を得られるので

私の内側からの愉しみです。

 
 
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