栄養 | 福岡の大濠にあるピラティス・ヨガ スタジオKANON(カノン)

代表ブログ

スキンケアで治らない肌荒れの原因、血糖値スパイクかも

肌荒れが続くと、ついスキンケアを変えたり、新しい化粧品を試したくなりますよね。

でも、どんなに丁寧にケアしても、なんとなく肌の調子が安定しない…そんな時期ってあります。

そんな時、もしかしたら、原因は「肌」ではなく、体の内側にあるのかもしれません。

それは「血糖値スパイク」というキーワード。

一見、糖尿病や肥満の話のように感じるかもしれませんが、実は肌トラブルにも深く関係しているんです。

血糖値スパイクって何?

「血糖値スパイク」とは、食後に血糖値が急激に上がり、そのあとガクンと下がる現象のこと。

いわゆる血糖値の乱降下です。

白米やパン、スイーツなどの糖質を食べた後に、眠気がきたりやたら甘いものが欲しくなったり…

そんな経験ありませんか?

それ、血糖値スパイクが起きているサインかもしれません。

私たちの体は、血糖値が急上昇すると、それを下げようとしてインスリンというホルモンを出します。

インスリンが過剰に出ると、今度は血糖値が急降下してしまい、体はジェットコースターのような状態に。

この乱高下が、体にも肌にもじわじわとダメージを与えるんです。

どうして肌に影響するの?

血糖値スパイクが肌に与える影響は、思っている以上に大きく、以下のようなトラブルにつながることがあります。

1. 糖化によるくすみ・たるみ

余分な糖が体内のたんぱく質と結びつくことで、「AGEs(終末糖化産物)」という老化物質が作られます。

これが肌のコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、ハリや弾力を奪ってしまうんです。

内側からじわじわ焦げつくようなイメージ。これが、くすみやたるみの原因になってしまいます。

2. 皮脂分泌の増加でニキビができやすく

インスリンの過剰分泌は、ホルモンバランスにも影響します。

特に男性ホルモンが刺激されることで皮脂が増加し、毛穴が詰まりやすくなります。

その結果、ニキビ・テカリ・毛穴の開きなどが起こりやすくなることも。

3. 炎症体質が肌トラブルを引き起こす

血糖値スパイクが繰り返されると、体の中では小さな炎症が起こりやすくなります。

この状態が続くと、赤み・かゆみ・吹き出物など、慢性的な肌荒れの原因に。

食べ方、気にしているつもりでも…?

バランスの取れた食事を意識していても、朝は軽めに済ませて、昼は仕事の合間にパパッと。

夜は仕事後にしっかり食べて…そんな日もありますよね。

一見ヘルシーでも、実は血糖値が大きく上下しやすい食べ方になっていることもあるんです。

「スキンケアには気を使ってるのに

肌の調子が不安定」「ちゃんと食べてるのに、なんだか疲れやすい」

そんな時は、血糖値の波を穏やかにする食べ方を意識してみるのもおすすめです。

血糖値スパイクを防ぐために意識したいこと

特別な制限やルールよりも、日々の「食べ方の順番」や「ペース」を整えることがポイントです。

血糖値スパイクをゆるやかにするための小さな工夫

  • 食事の最初に野菜や味噌汁を食べる
  • 主食に雑穀米を選ぶ日もつくる
  • ドリンクは甘みより温度や香りを楽しむ感覚で(例:ハーブティー・白湯など)
  • 急がずに、焦らずに、ゆっくり味わって食べる
  • 甘いものを楽しむなら、空腹時より食後に少量を

少しの意識の変化が、肌や体のバランスにもやさしく響いてきます。

ようは血糖値が急に爆上がらないようにしましょということです。

呼吸で体を整えるように、食べ方で肌を整える

ピラティスのレッスンでお伝えしている「呼吸を通して、内側から整える感覚」。

実はそれと同じように、食事も「食べ方ひとつ」で内側から肌や身体が変わっていくと感じています。

どんなに栄養があるものを選んでも、食べるリズムやスピードが乱れていれば

血糖値は大きく乱降下し、肌荒れや不調につながることも。

だからこそ、コントロールではなく、丁寧に向き合うことがすごく大事なんです。

 

管理栄養士がお伝えする、食事の話

IMG_0851

レッスン中や施術の途中

食のことや脳の仕組みとか、身体の理とか

よく話してます。

 

大学では栄養学、スポーツ栄養を研究していたので

食の大切さはお伝えしたいなぁというのもあって。

 

栄養学の意味も無意味さもわかっているから言えることあります。

栄養学を学ぶって身体の仕組み学ぶってことですからね。

 

それが前提のピラティスお伝えしてます。

 

栄養の民間資格って本当山ほどあって

なんとかマイスターとかスペシャリストとか

それはそれでいいけど

どんなにどうであれ民間の資格

 

国が唯一認めているのは国家資格である

管理栄養士だけです。

 

ちなみ私もゆみ先生も管理栄養士。

信頼して頼っていただけたらと思います。

 

でもね、栄養のこと

こういうのって自分で選択しないと何も変わらないから

強要することもないし、ただただそうなんだよーと

お伝えしているくらいです。

 

身体ってからだだけのことじゃないから

他の要素もいっぱい含めてだからね。

 

食のこと聞きたい?

リクエストあったら栄養の勉強会もしたいなと

最近は考えております。

 

腸活NG食品

腸内環境を整える発酵食品や食物繊維を しっかり摂っているのにイマイチ良い変化がない   という場合 もしかしたら悪玉菌が増えやすい食品をたくさん摂っているかもしれません。   悪玉菌は腸内で有害な物質を作り 腸内の腐敗を進めたり、炎症を起こしてしまいます。   お腹がスッキリしないという方は 見直してみてくださいね。
①白砂糖 精製された白い砂糖は悪玉菌のエサとなるだけでなく 血糖値が急上昇し老化の原因にもなります。   花音で販売している台湾カステラやお菓子のシリーズは きび糖を使用しているので安心してくださいね。   てんさい糖は農薬が使われているものが多いので きび糖がおすすめです。   ②加糖ブドウ糖液糖 清涼飲料水、ソース、ドレッシングなど 本当にいろいろな加工食品に使われています。   砂糖以上に腸内環境を悪化させるし 血糖を急上昇させるので生活習慣病のリスクにもなります。   ほとんどのジュースには入ってるので裏面見てみてください。 ヤクルトにも入ってますからね。。   ③乳化剤 乳化剤は腸粘膜の粘液バリアを破壊して 消化管の神経細胞が食欲を調整するホルモンの分泌を阻害します。   その結果、食欲を調節することが難しくなり、過食につながるとも言われております。 マーガリンやマヨネーズ、チョコレート、アイスクリームなどいろいろの食品に入っています。     img_5358.jpg ④アルコール アルコールを摂りすぎると腸内で毒性の強い細菌が増えて腸内環境が悪化します。   これらを摂ると絶対ダメ!というわけではなく まずは裏面を見るクセをつけて、食べ過ぎに気をつけてみてください。    

白湯は身体を冷やす?

白湯は身体に良い!冷え症を改善する! そう思って、一生懸命に白湯を飲んでいる方   本当に身体は温まっていますか?   温まったように感じているのは その時だけではありませんか?     たしかに熱い飲み物は冷たい体を温めてくれます。 でも、コップの中のお湯も時間が経つと 冷めていきますよね。   体の中の水分も同じで飲んだ白湯は だんだん冷やされていきます。     もともと冷え性の人は 身体には冷えた水分が溜まってしまい むくみの原因になります。     お白湯自体は悪いわけではないのですが まずは飲み過ぎないこと。     そして飲む時にミネラルの多いお塩をひとつまみ入れると温まります。 もしくは、みそ汁やスープなども良いですね。   温かいスープと身体に優しいピラティスで 冷え性を根本から改善しませんか?        

ビタミンB群、知っていれば疲れ知らず

エネルギー代謝に関わるビタミンB群 肉体疲労や倦怠感、ストレスなど さまざまな角度で疲労に効果的です。   8種類ある中でも重要な3種類をご紹介いたします。   ①<ビタミンB1> 糖質を燃やしてエネルギーに変えるときに必要な栄養素です。 運動後に乳酸などの疲労物質が溜まったときに摂りたいビタミンです。 なかなか痩せない、運動をよくする人はより多く必要です。 (豚肉、うなぎ、玄米等に多く含まれます)   ②<ビタミンB2> 糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わります。 特に脂質を分解してエネルギーに変えるので脂こい食事が多い人に重要です。 皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞再生に役に立ちます。 (レバー、納豆、卵等に多く含まれます)   ③<ビタミンB6> エネルギー代謝の補酵素として重要ですが、特にタンパク質の分解を助けます。 免疫機能の正常な働きの維持、脂肪肝の予防にもなります。 エストロゲンの代謝に関わりホルモンバランスを整える働きがあり PMSを和らげます。 (レバー、マグロ、カツオ等に多く含まれます)   ぜひ取り入れてみてくださいね。 個別の栄養月間サポートも限定3名さま 募集してますので 詳しくはお尋ねくださいね。    

疲れやすいのは歳のせい?

最近、疲れやすくなった! もう歳だから!   そう感じているあなたに朗報です。 疲れの原因は歳の他にもあるんですよ。   気になる方はぜひお読みくださいね。   そもそも、『疲れている』とはどんな状態なのでしょうか? 私たち人間の体は60兆個以上もの細胞から成り立っていて それらの細胞は、食べた物の栄養素をエネルギーに変えて活動しています。   このエネルギー生産が十分に行われなくなると エネルギー代謝が低下してしまい 疲労を感じる(=疲れている状態になる)となります。     そう、エネルギー代謝を落とさなければ 疲れを感じにくくなります。   疲れにくくする→体力をつける→運動! と私たち運動指導者は言いたくなるのですが 栄養が大事です。   もちろん運動も大事ですが、まずやるべきことは栄養です。     エネルギー代謝を高めてくれ役割がある栄養素はビタミン B群 ビタミンB群は8種類あります。   ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの合計8種です。       とはいえ、8種ものビタミンB群を毎日摂るのは非常に難しいですよね。 なのでビタミンB群の中でも特に意識して摂りたい重要な3種類を また明日以降にお伝えいたしますので楽しみにお待ちくださいね。        

生の生姜は身体を冷やすって知ってました?

IMG_9076 身体を温める食べ物として思い浮かぶ生姜。   みなさん好きですか? 生姜は古くから漢方にも利用され 風邪や冷え性などさまざまな病気にも 効果があるとされてきました。   身体を温めると言われる生姜ですが 実は食べ方を間違えると逆効果ということもあるんですよ。     生姜は生の状態と熱を入れた状態では成分が異なり 身体への影響も変わりますのでチェックしてみてくださいね。     【生の生姜】 生の生姜にはジンゲロールと呼ばれる成分が含まれています。 ジンゲロールは解熱作用や強い殺菌効果があり、体内の熱を取り除く効果があります。   風邪のひき始めや悪寒がするときに効果的です。   【熱を加えた生姜】 熱を加えられた生姜は、ジンゲロールがショウガオールという成分に変わります。 ショウガオールには血流を高めて、体を芯から温めてくれる効果があります。   冷え性や血行不良による肩こりなどにも効果があります。     私は生姜やスパイスを入れたココアが好きで良く飲んでいます。 特に生理のときには血の巡りが良くなって調子が良いですよ。   他にもキノコと生姜のスープも身体ポカポカで美味しいです。   生姜は体調に合わせて調理の仕方を変えるようにしましょう。  

【9月限定】オリーブオイルお試しキャンペーン

  いろいろ試したけどこれが一番!   私が愛用しているオーガニックオリーブオイルを KANONでもお取り扱いすることにしました。   お豆腐にこのオリーブとお塩でも めちゃくちゃ美味しいんです。     これ以上はないと思えて 私のオリーブオイルジプシーが終わった トレリのオリーブオイル。   めちゃくちゃ美味しいのでぜひお試しください。     興味のある方、ご購入の方は スタジオにて。   もしくは公式LINEから お問い合わせください。
   

大豆イソフラボン効果を得られる人?得られない人?

40歳くらいから始まるプレ更年期 まだまだ私は症状ないのですが 気になっていたエクオール検査をしてみました。   エクオールというのは 大豆イソフラボンから腸内細菌でつくられる 女性ホルモンと似た働きをする物質で   日本人で作れるのは2人に1人だそうです。     毎日大豆製品をイソフラボン!イソフラボン!と摂っても 効果を得られない人もいるということ。     このエクオールが作れる人なのか そうではないのかをチェックする検査が エクオール検査です。   大塚製薬からキットが販売されており 購入代金がそのまま検査代になります。    
検査は前の日に大豆製品を食べて 次の日に尿検査です。  
結果はこちら。 レベル4でエクオールは作れていました!   裏面にはアドバイスが書いてあります。     エクオールを生み出すのは 腸内細菌なのでエクオール効果を高めるには 腸の調子を整えておくのが大切と考えられます。 とありました。   更年期症状に食生活はとても影響ありますね。 11月に栄養講座やる予定なので 気になる方はお声掛けくださいね。     エクオール検査やってみたい方は KANONでもキットを購入できますので お声かけかけくださいね。  

牛乳は身体に悪いですか?

牛乳は身体に悪い! という話 聞いたことがある方も多いかと思います。   実際どうだろうと思われている方も 多いですよね。     〇〇は身体に良いですか?悪いですか? という質問   健康に意識したいというそのお気持ち よくわかります。     良いと書かれていたれ ダメと書かれていたり。。。   大学での研究結果や エビデンスをもとにしているものもあり どれを信じていいのかわからなくなりますよね。     人の身体はひとりひとり違います。   アメリカに解剖実習に行った時も こんなに個体差があるのかというくらい   もともと持ってる身体も違えば 生活習慣でも変化していきます。     そんななか 全ての人に当てはまる 正解(情報)はありません。   学問(エビデンス)と 臨床(現場)は 同じにはならないのです。   教科書にはこう書いてあるけど 当てはまる人も多いかもしれないけど 当てはまらない人もいるということ。     出回っている情報も 長い研究のうちの一部を切り取ったもの だったりしますからね。。   情報は都合の良いところだけ 出して上手く見せていることもあります。     大事なことは 身体のこと、栄養のこと 基本を知ること。   そして自分に当てはめるとどうかという検証。     学問はそのまま日常に当てはまることは ありませんが 学問を知らなければ始まりません。     栄養のことを学ぶなら 生理学をベースに栄養学を学ぶと 理解が深まります。   覚えるというよりも理解すれば だいたいのことは意味がわかります。     秋からは日常にも役に立つ ちょっと身体のことにも詳しくなる 栄養講座を準備しております。   本気で学びたい方にはしっかりサポートいたしますので 頼ってくださいね。   img_20210420_155937_1.jpg  
 
大濠のピラティス・ヨガ スタジオKANON(カノン)
〒810-0074 福岡県福岡市中央区大手門3-7-13 エステート芳賀大手門201
TEL:090-7382-7539
Copyright(c) 2015-2025 KANON Allright Reserved.