赦すということ

松尾憲子のこと

映画、本、番組の感想など

赦すということ

 

ラグビー準決勝で負けた相手

南アフリカの映画を観ました。

 

 

南アフリカは1980年代まで

アパルトヘイトという人種による分離政策を

行っていました。

 

国際的な経済制裁によってこの政策は

崩壊していきますが

 

1994年に反アパルトヘイトの革命として

27年間投獄されていたネンソン・マンデラが大統領に就任し

ラグビーワールドカップを優勝へ導くなかで

 

黒人と白人の距離を近づけて

国を一つにまとめていくお話。

 

 

昔、南アフリカは白人はラグビー、黒人はサッカーと完全に分かれていました。

 

 

ラグビーの試合では黒人は他国のチームを応援していたそう。

 

 

マンデラは白人と黒人の対立の象徴である

ラグビーで国を一つにまとめようとし

 

自身が長く差別を受けてきたことを赦し

人種に関係なく祖国を愛することを伝え続けた人。

 

 

27年間も服役し痛め続けられたことも赦し

黒人が白人がではなく

 

黒人も白人もみんなでひとつの国なのだと

前に進もうする姿が印象的でした。

 

 

1番心に残っているの

『赦しは魂を自由にする。赦しこそ、恐れを取り除く最大の武器なのだ』

というマンデラの言葉

 

白人に苦しめられた過去を持ちながらも

彼らの支持もこの国には必要であること

そして彼らを知ること、赦すことを通して皆がひとつになること。

まず自分自身が変わっていかなきゃいけないんだと言ってました。

 

赦し受け止めることで未来は開けるのです。

 

 

私も目先のことだけではなく

もっともっと大きなその先を見ることは大事だと感じました。

 

 

そして

何事も成功するまでは不可能に思えるもの

という言葉。

 

 

今では当たり前のことも少し前までは当たり前じゃなかった時代

 

 

こうやって勇気を持って変えようとする志と

信じ、小さな積み重ねで進むことで

不可能だと思えることも可能になる。

 

 

たとえ、まわりがみんな反対したとしても

真心を持って行動することで人々の心が動きます。

 

 

誠を貫くこと

広く大きく深く世界を見て

私欲よりも大切なことがあること

 

 

心に響く言葉がたくさんな映画でした。

また観たいと思います。

 

 
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