バケモノの世界に迷い込んだ少年が
バケモノの弟子となり、成長していくお話。
人間の少年がバケモノ(熊徹)の弟子になり、
複数の賢者に
「強さとは何ぞや?」と尋ね歩くシーンがあります。
ある賢者は「幻は、時として、真実よりもまことなり」
ある賢者は「そんなもの求めて何になる?」
ある賢者は「それをわしに問うのは筋いじゃ」
ある賢者は「わしは、達観などせん」
どれも、納得のいく答えは見つかりませんでした。
少年は「強いって、いろんな意味があるんだな」と悟ります。
「どの賢者の話も面白かった」と言いながら、
「意味なんて、てめぇで見つけんだよ」と言うアドバイスで、
「意味を自分でみつける」ことの重要性を理解しました。
最後は自分で意味を見つけ、自分で判断し、
自分の信じる道へと進むことが大事だと知ります。
誰もが持つ心の闇。
胸ん中の剣があるだろうがよ!
ここんとこによ!
胸ん中の剣が大事なんだよ!
という熊鉄の言葉が響きました。
覚悟と優しさ、貫く心があれば
胸の中の剣で闇をも消すことができます。
おもろかったです。