身体のこと

代表ブログ

肩こりの原因【僧帽筋】

 

 

筋肉な学びシリーズ

今回のテーマは僧帽筋

 

 

僧帽筋は背中にひし形の形をしている大きな筋肉です。

 

ピラティスでは僧帽筋下部に意識をしたトレーニングを

レッスンでも取り入れております。

 

 

まずは付着部から

 

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起始:後頭骨~頸部と胸部の背骨の突起
停止:鎖骨と肩甲骨の突起

 

横から見ると鎖骨側にもついています。

僧帽筋は肩関節をまたいでいないので、肩関節の動きには関与しません。

 

 

 

僧帽筋の作用

 

僧帽筋は大きな筋肉で

上部、中部、下部によって繊維の方向が変わり

働く部位によって肩甲骨の動きが変わります。

 

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上部が働くと肩甲骨は上へ

中部が働くと肩甲骨は背骨側へ(内転)

下部が働くと肩甲骨は下へ(下制)

 

 

上部僧帽筋ばかりを続けて使っていると

肩が上がり首こり肩こりになります。

 

 

肩が安定しないのでお腹の力も入りません。

肩の安定と骨盤の安定は同じ時に起こります。

 

 

 

上の強さと下の強さのバランスが大事です。

多くの人は上が強すぎで下が使えていないようです。

 

 

姿勢のためにも

肩こりのためにも

肩の安定のためにも

僧帽筋下部を使う練習おすすめです。

 

 

肩こりは肩のマッサージだけしても

根本の解決にはなりませんからね。

 

 

僧帽筋下部のトレーニングはレッスンでもお伝えしております。

身にしてみてくださいね。

 

 

 

猫背の原因【小胸筋】

 

筋肉の学びシリーズ。

今回のテーマは小胸筋。

大胸筋の下に付いている筋肉です。

 

大胸筋と同じような位置についているので

似たような働きをするのかと勘違いしやすいですが

筋肉の付着部をよく見ると作用の違いが理解できます。

 

 

小胸筋の起始部は第3.4.5肋骨で

停止部は烏口突起です。

 

烏口突起は肩甲骨の前側です。

 

 

大胸筋の停止部は上腕骨です。

 

 

小胸筋は肩甲骨の前側についていることから

小胸筋が働くと肩甲骨が前に引っ張られ外転します。

 

 

小胸筋の繊維は斜め下に向かってついているので

肩甲骨は外転しながら下にひっぱられますが

 

 

前鋸筋が働くときに、バランスを取るように

上側へ肩甲骨を外転させるので

スムーズに肩甲骨が外転することができるのです。

 

 

このように身体は、いろいろな筋肉が

バランスを取って上手く動くように設計されているので

 

ひとつの筋肉だけを鍛えたり、運動不足で筋力低下していくと

動きがぎこちなくなったり、動けなくなったりします。

 

 

バランス大事ですね。

 

 

 

肩甲骨を外転する小胸筋。

これが硬く凝り固まってしまうと

 

 

☑︎巻き肩

☑︎猫背

☑︎頭部前方位

☑︎肩こり、首こり

☑︎呼吸が浅い

☑︎五十肩

 

という症状が出てきます。

 

 

デスクワーク、スマートフォン、家事、育児など原因になりうることは

とても多いですからね。

 

 

硬くなった小胸筋はなかなかリリースが難しいですが

レッスンでもお伝えしております。

 

 

また硬くならないためにも家でもできるセラブラも人気です。

 

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姿勢に影響与える小胸筋。

 

 

奥の方にあるので難しいですが

ほぐしてまいりましょうね。

 

痛みはお知らせ

辛い頭痛、肩こり、腰痛

慢性になるといつ治るかもわからず

いつのまにかそんなものだとしてしまい

常にそうだからとしてしまっている方も多いかと思います。

 

 

若い頃からそうからだから

パソコン作業が仕事だから

運動しているから

 

でもその痛みやコリは当たり前のものでしょうか?

 

 

そもそも痛みはなぜ起こるのか

考えたことがありますか?

 

なぜ痛みという感覚があるのだろう。

身体オタクな私は日々そんなこと考えています。

 

 

痛みという感覚がなければ

頭痛も腰痛もないのですがね。

 

 

だけど。

 

 

痛みがなければ、ケガをして血を流していても何も感じず

身体に無理がある状態でも何も感じず

足の小指にタンスのカドがぶつかっても何も感じず。

 

 

そう。

痛みはお知らせなのです。

 

 

痛みという感覚があることで、身体を丁寧に扱おうとすることができるし

扱い方がが悪かったのねと改めることができるのです。

 

 

美容室で肩のマッサージしてもらったら

『ものすごく凝ってますね』と言われたけど

 

 

普段はぜんぜん肩こりなんか感じてません。

という方もいますよね。

 

 

これ。

痛みやコリというお知らせを無視し続けた結果

お知らせしても改善してもらえないと

 

 

諦めてしまうと痛みは不快なのでお知らせをやめてしまうのです。

 

慣れっこになって感じないというのは、そういうことです。

 

 

感じでないだけで身体にはストレスかかっているんですよ。

 

 

痛みもコリも当たり前ではないし

しょうがないものでもないし

どうしようもないものでもありません。

 

 

ひとつひとつ向き合って、原因を解決していくことで

マイナスからゼロへ戻して本来の自分として

さらにプラスを積み重ねていくことができます。

 

 

病院や治療院で保険を使って行う治療は

マイナスからゼロへするところまでですが

 

 

私たちピラティススタジオでは

マイナスからゼロへそして

そうならないための身体の使い方や脳の仕組みを身につけることができます。

 

 

痛みはお知らせです。

そして当たり前ではないです。

 

 

 

あなたの普通、あなたの当たり前を底上げして

日常が変わっていくと人生が拓けますよ。

 

 

身体の変化は身体だけでは終わらないのです。

現実をまるっと動かしていきます。

 

肺で呼吸をしているのか

ピラティスのキーポイントのひとつ呼吸

【呼吸は肺でしているんですよね?】

 

という質問について

 

 

呼吸とは酸素を取り入れて

二酸化炭素を出すことをいいます。

 

呼吸器とは鼻、咽頭、上気道、下気道、肺があり

肺は呼吸器のひとつです。

 

 

 

肺では血液中の酸素と二酸化炭素を交換し(ガス交換)

酸素がたくさん含まれる血液を全身に循環させています。

 

全身の細胞では酸素がたくさん含まれる血液から酸素を取り入れ

栄養素と酸素を反応させてエネルギーと二酸化炭素を排出しています。

 

 

そう。

呼吸をすることでエネルギーを生み出し生命活動を行うことができるのです。

 

 

肺で呼吸を行い酸素と二酸化炭素を交換しているのですが

肺は肺の力で膨らんだり縮んだりしているわけではありません。

 

 

肺が動いて呼吸をするには、呼吸に関わる筋肉の活動が必要で

筋肉の働きで圧力を変化させ肺を動かしているのです。

 

 

(安部先生のブログより画像をお借りしています)

 

呼吸に関する筋肉はたくさんあるんです。

 

 

私たちは肺を動かすコントロールはできないのですが

筋肉をコントロールすることができます。

 

 

普段何気にしている呼吸ですが

呼吸がちゃんとできるように

トレーニングすることで

もっともっと心地よく呼吸できるようになりますよ。

 

 

まとめると

・肺で酸素と二酸化炭素を交換している。

 

・肺を動かすためには筋肉の働きが必要で

圧力の変化によって肺が動き、呼吸をすることができる。

 

・肺で交換された酸素が細胞の隅々まで血液に乗って運ばれ

栄養素と反応し生命エネルギーを生み出している。

 

 

代謝については、大学生の頃から研究していて

好きな分野なので改めてさらに深めていきますね。

 

ふくらはぎの筋肉【腓腹筋、ヒラメ筋】

筋肉の学びシリーズ。

 

ピラティスではひとつの筋肉に意識してエクササイズをすることはありません。

どちらかというと骨に意識をするのですが

 

筋肉の付着部や作用を知っておくことで

より自分の身体を感じやすくすることが出来ますね。

 

 

ヨガを学ぶ方にも助けになるかと思いますので

少しずつまとめていくことにしました。

 

 

 

今回はふくらはぎの筋肉。

 

ふくらはぎの筋肉には
「腓腹筋」「ヒラメ筋」「足底筋」があります。

 

 

腓腹筋

腓腹筋はヒラメ筋の上を走行しています。

 

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筋肉の起始部は大腿骨下

停止部はアキレス腱を経て踵骨です。

 

 

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大腿骨とかかとをまたいでおり

ふくらはぎの筋肉の中では一番大きな筋肉で

膝と足首をまたぐ二関節筋です。

 

そのため膝の屈曲と足の底屈の動きに関与します。

 

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ヒラメ筋

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ヒラメ筋は腓腹筋肉の深層にある筋肉です。

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ヒラメ筋は、腓腹筋、足底筋よりも断面積が大きくて、強力で

立位姿勢を一番下で支えているヒザ下から足首までの筋肉です。

 

膝を屈曲したまま、足首を底屈させることができる唯一の筋肉です。

 

 

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ヒラメ筋の起始部は腓骨、脛骨の上部

停止部はアキレス腱を超えて踵骨です。

 

立っている時は、膝を曲げていても伸ばしていても

膝から下を常に支えて働いています。

 

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腓腹筋は膝と足首をまたぐ二関節筋ですが

ヒラメ筋は足首のみをまたぐ単関節筋です。

 

 

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腓腹筋は膝の上についていて

ヒラメ筋は膝の下についています。

 

 

この違いによって、2つの筋肉の作用の違いがあります。

 

ヒラメ筋は膝の下についているので

膝の角度に関係なく足首を伸ばす(底屈)します。

 

 

このことからストレッチをするときに

腓腹筋では膝を伸ばし

ヒラメ筋では膝を曲げます。

 

 

腓腹筋は足にかかった全体重を動かす強い筋肉で

走るときやジャンプするときなど、瞬発的な動きをするときに働きます。

 

足首の曲げ伸ばし、立位時の足首の安定にはヒラメ筋が使われます。

 

2つの筋肉は協働して働きます。

 

 

 

四つ足の動物はふくらはぎの筋肉は発達していません。

 

ふくらはぎは人間に発達した筋肉なんです。

 

 

人間の血液の約70%は下半身にあると言われています。

直立歩行は重量の影響を強く受けるので

血液を循環させるため心臓の負担が増えました。

 

 

心臓だけで血液を循環させることは難しいので

ふくらはぎの筋肉が発達させ、心臓に血液を送り返せるように

進化をしたと言われています。

 

 

聞いたことがあるかと思いますが

ふくらはぎの筋肉は「第2の心臓と呼ばれていますね。

 

 

直立歩行の人間にだけ進化をしたふくらはぎの筋肉。

上にも書いたように

 

心臓は指先や足先まで血液を送るポンプの役割をしますが、

血液が戻ってくるときは筋肉のポンプ作用が必要です。

 

足先まで行った血液を心臓へ戻すために

一番働くのがふくらはぎの筋肉になります。

 

ふくらはぎの筋肉が機能することで

全身の血流が良くなり細胞に栄養や酸素が運ばれます。

 

 

むくみの解消にも役立つので

まずはしっかり動かしてあげることが大切です。

 

 

ピラティスに来てレッスン後には

足のむくみがすっきりしたという方は

たくさんいますしね。

 

 

日々のケアを取り入れてみてくださいね。

 

あしに優しい選択

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足はとっても大切。

だけど今の社会はあまり足に優しくないですね。

 

おしゃれなハイヒール

爪先の尖った革靴

幅広の柔らかなスニーカー

 

見た目がいいから、生産性があり売れるからと

出回っている靴たちは

どんどん足を退化させてしまいます。

 

 

足に合う靴を選ぶこと

足を全身につなげ

歩ける身体へと整えていくこと

 

 

足に優しい私への

選択をしてみませんか?

 

 

ピラティスでは足元から整えることを

大事にしています。

 

 

まずは自分の状態を確認してみるといいですね。

 

 

足にご興味のある方もお問い合わせくださいね。

 

正月太り解消ダイエット

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「正月明け、体型を戻さなければ」と思っている方も多いはず。

 

なんですが

 

数週間で筋肥大させるようなトレーニングは

筋腱接合部や反対側の損傷を生みますし

短期集中ダイエットで身体への負荷をかけるのもかなり負担になります。

 

 

スタイルのいい身体を維持する

理想の体型を目指すには時間がかかります。

 

 

10万年以上かけて遺伝子のプログラム作り上げてそれをベースで生きてるのですから

それを数週間、数ヶ月で変えるのは無理、

というか奇跡ですよね。

 

 

脳の回路を書き換え

細胞に合わせてトレーニングしていくには

努力と時間が必要です。

 

 

サクッときれいに!

簡単にこれだけで!

なんてないですよ。

 

 

KANONでも来られている方とは

今後10年お付き合いするつもりで

レッスンしております。

 

 

もう10年通われている方もいらっしゃいますしね。

 

 

せっかくお付き合いしていくなら

身体だけでなく

人生すべてが良くなるように

豊かに美しく

と思いレッスンしておりますよ。

 

 

短期集中でのダイエットや体型変動を目指すのは

要注意です。

 

 

ストレッチはお風呂上がり??

 

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【ストレッチはお風呂上がりがいいんですよね?】

よく聞かれる質問です。

 

これ正解です❗️

 

 

身体があったまっていることで身体は動きやすくなりますし

お風呂でお肌が潤っているときは

 

皮膚もその下の組織も弾力が増していて

乾燥しているときよりも心地よくストレッチできます。

 

 

【このお風呂上がり効果を活かすためのポイント】

・身体はすぐ冷えるのでお部屋を暖かくしたり靴下を履いたりして冷えないようにする

・お風呂上がりはすぐにカピカピになるので保湿クリームを先に塗る

 

せっかくお風呂上がり効果狙うなら

ひと手間かけてみてくださいね。

 

 

お風呂上がりピラティスもおすすめですよ。

 

テンセグリティ② 筋肉を鍛えればパフォーマンスは上がるのか

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テンセグリティのお話の続き。

 

従来、身体の構造の捉え方としては

身体の各パーツを筋収縮のみで動かすと考えられていました。

 

 

そのため、姿勢を保つためには

抗重力筋を働かせ続ける必要があり

全身の筋肉が発達しているほど

パフォーマンスが高くなるということになります。

 

 

スポーツ選手から高齢者の運動教室、リハビリでも

筋力を鍛えることが身体を強くする、パフォーマンスを上げると

筋トレを重視されることが多いと思います。

 

もちろん私も筋トレ大事派ですが。

 

 

武術の達人、本当に結果を残しているアスリートを

見たら身体を上手く使えているので

筋肉ムキムキでゴリゴリ鍛えている人はいないのです。

 

 

イチロー、細いですよね。

しなやかに身体を使い、力んだ感じはないのです。

 

 

マイケルジョーダン、羽生結弦、錦織圭、ペレ

マッチョではないでしょ。

 

 

武道の世界でもそう。

 

「居つく」というのも無駄な力がはいって力んでいる時に起こります。

筋力は最小限で重心と身体の使い方を巧く動かすのが良いとされ

余分な力が入っているときはそれができないのです。

 

昔の日本人は皆そうしてましたよね。

 

 

300キロの米俵を担ぐ細身の女性たち

これが私たちの持つ身体の力なのです。

 

身体が居つくと思考も居つくと昔から言われております。

逆もね。

 

 

話それましたが、筋力に頼らず緊張がなくスムーズな動きは

テンセグリティで説明がつきます。

 

 

人体で例えると、木の棒が骨、青いゴムが筋膜や筋です。

 

 

全体がゴムの張力によって支え合うことで形を保つため

抗重力筋の力で引っ張らなくても立つことが出来ます。

 

 

動くとき、筋収縮で動かすのではなく

一部の張力を抜いて全体の形を変えて全体を動かしたり

一度たわませて、戻ろうとする力で動かすことができます。

 

 

力まないと力が入らない、身体が上手く使えない

そういうときは筋肉や筋膜の硬さによって

テンセグリティ構造が歪んでいる状態も考えられます。

 

 

筋肥大しなくても、筋や筋膜の硬さを取ることで

最大限の力を発揮することができ

パフォーマンスも上がります。

 

 

私の学んだクラウンピラティスでも

less is more

最小限の力で動きましょうと学びました。

 

 

筋トレは大事。

 

だけどそれ以上に余分な力みや緊張を取って上手く身体を使うことはもっと大事です。

 

 

ピラティスしている人が細くなっていくのも

そういう身体の使い方をしているからなのだと思います。

 

 

そして身体が緩むと心も緩む。

ここも大事ですね。

 

 

 

テンセグリティ① 張力によってバランスを取っている

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これ。赤ちゃんのおもちゃなのですが。

テンセグリティ模型にもなりレッスンでも説明に使っております。

 

 

 

 

テンセグリティとは建築家、構造家、思想家である

バックミンスター・フラーにより提唱された概念で

 

テンセグリティー Tensegrity

引っ張る力(tension)+統合する(integrity

 

の造語です。

 

 

【引っ張る力】と【圧縮する力】

このふたつの力によってつり合いを保ち

この構造がそれ自体でするシステムです。

 

 

写真の棒の部分が【圧縮する力】

ゴムの部分が【引っ張る力】です。

 

 

わたし達の身体の中にもこのテンセグリティ構造があって

ゴムを筋膜、棒を骨として見ることができます。

 

 

人体はブロックの積み重ねのような構造ではなく

筋膜と骨の張力のバランスにより成り立っていているのです。

 

 

 

身体を安定して立ったり動いたりすることが出来るのは

筋膜に包まれた筋肉や腱や靭帯の張力があるからで

それを骨が受け止めテンセグリティ構造で

支えているからです。

 

 

 

筋肉やそれを包んでいる筋膜の張力を

使うことでエネルギー効率のよい動きを

生み出してくれています。

 

 

また対側への長さや張力に刺激を与えることは

最適な可動性や柔軟性を有し

全方向に連続して動的な安定性をつくります。

 

 

身体は絶妙なバランスで支えあっているのですね。

 

 

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テンセグリティ構造のように身体を全体ひとつとして

捉えると

  • 「姿勢を保つ」とは「筋力バランスを整える」ことである。
  • 筋力発揮の際の「体幹」の必要性。
  • 身体の固さ、コリがあるとテンセグリティ構造が歪み動きづらくなる。

 

まさにテンセグリティの張力が影響していることが理解できます。

 

 

「筋膜をなんとかしたら痩せる」みたいなことが

言われていたりもしますが、そんなものではないです。

 

 

次回はテンセグリティと身体の動きについて書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
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