栄養は数字の電卓の計算だけでは測れない

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栄養は数字の電卓の計算だけでは測れない

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食品を買うときに裏の栄養成分表をチェックしますか?

この栄養成分表示目安にはなりますがこればっかりを

見ていると間違うこともあるのです。

 

このブログでは栄養成分表示を見るにあたって

知っておいた方がいいことをまとめてみました。

 

 

栄養成分表とは研究所で行われている栄養成分分析の数字であって

ヨーグルト100gにはカルシウムが120mg、玄米100gにはマグネシウムが110mg含まれている

というようなものがあります。

 

栄養士は食品の栄養成分の含有量を調べ、それらを足し算して

栄養素の摂取基準を満たすよう足し算をして献立を決めています。

 

 

ではでは。。

①食べ物を個別に成分分析した状況

②食べ物が実際に喉を通り、複数の食べ物が強酸性の胃の中で一緒になり

様々な消化酵素が働き、吸収される腸管壁にたどり着いた状況

 

 

この2つは、食べ物にとって同じ状況でしょうか?

全く違いますよね。

 

身体の中と研究所の中とは全く違う環境なので

単純な足し算のようにはいかないのです。

 

また食べ合わせ・消化酵素の量・腸管壁の状況など

個人差もかなりあります。

 

 

食べた物がしっかりと吸収されてこそ栄養となっていくのですが、

吸収を阻害するものや逆に吸収を促進するものがあります。

 

例えば

阻害要因は

①カルシウムは鉄分の吸収を阻害する

②リン酸塩は亜鉛の吸収を阻害する

リン酸塩は食品添加物に多く含まれていて

ハム・ソーセージ・加工食品・インスタント食品・スナック菓子・清涼飲料水などに多いです。

亜鉛は生命を維持や細胞の分化に関わる重要なミネラルであり

インスリンの分泌に関与し、赤血球や白血球の細胞膜を安定させる働きもあります。

 

吸収促進要因

①ビタミンCはタンパク質の吸収を促進する

②クエン酸のキレート作用は、カルシウム・マグネシウムなどの吸収を促進する

 

食べ物やサプリメントのパッケージに書かれている栄養成分表の数字を

追っているだけでは上手くいかないこともあるのです。

 

食べ物が喉を通り、胃を通過し、様々な消化酵素が働き、

腸管壁から体内に吸収される最終段階までの仕組みを知っていくことで

何となくの身体の不調を改善することができますよ。

 

2021年3月より女性のための栄養学講座を開講いたします。

またご案内いたしますので興味ある方は楽しみにお待ちくださいね。

 
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