年齢を重ねるごとに排便の悩みを持つ方は多くなっていきます。
人は毎日食事をするので便秘で便が排出されないと
腸内で便に含まれている水分が再吸収されてしまい
ますます硬い便となり出にくくなったり
腸内の悪玉菌が増加して腸内環境が悪化してしまいます。
便秘とはどんな状態かというと
3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態
と定義されています。(日本内科学会)
毎日排便あっても残便感がある状態は便秘なのです!
症状としては
何日も排便がない
便が溜まっているが出ない
下剤を飲まないと出ない
お腹が張って苦しい
残便感がある
便が硬くコロコロしている
便秘によって食欲がなくなったり、吐き気がある方も多いです。
男女比で言うと女性の方が便秘になりやすいと言われております。
これは筋力の問題だと思われます。
便秘の原因はいろいろあってこのような要因が関わり合っています。
ダイエットによる食事量が少ない
食物繊維不足
水分不足
ストレス筋力不足
他にも
内科疾患、内服薬、消化器系疾患、神経疾患などが
原因になっていることもありますが
多くの方の生活習慣からくるものです。
水分をしっかり摂ること
良好な腸を保つための食生活
適度な運動
今回は便秘解消のための水分の摂り方についてまとめます。
食生活、運動については改めて。
①こまめに水分を摂る
腸が1度に吸収できる水分量は限られています。
一気に飲んでもほとんどの水は尿として排出されます。
1回100ml程度をちょこちょこ飲みましょう。
②カフェイン+水
カフェインには利尿作用があります。
コーヒーやお茶を飲んだらその分、水を飲みましょう。
③硬水
硬水にはマグネシウムが含まれており
便の水分量を増やし便を柔らかく出しやすくします。
硬水は慣れない方は無理されないでくださいね。
④適正な水分量
成人は呼吸、食品の消化、汗などで1.5〜2リットルの水分を失います。
年齢や体重、食事、活動量、天気によって適正な水分量は変わりますが
体重1kgあたり約35ml必要です。
便秘解消のための水分の摂り方、実践していないことがあれば
ぜひやってみてください。