疲れが取れない、やる気が出ない…不調の原因は「鉄分不足」かも

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疲れが取れない、やる気が出ない…不調の原因は「鉄分不足」かも

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疲れがなかなか取れない!

やる気が出ない!

甘いものがやめられない!

身体が冷える!

いつも眠い!

イライラする!

 

そんな日常の不調を感じることはありませんか?

これら症状の原因、全て「鉄不足」の可能性があります。

 

「鉄分不足」の代表的な症状としては、貧血がありますが

ひと口に貧血といっても、その症状はさまざまです。

 

現代女性の10人に1人は貧血と言われており

上のような、なんとなく体調悪いなというときも

実は貧血たったということは多いです。

 

なんとなく不調なのかなと思いながら貧血に気づかず放っておくと

心不全や不妊症など重大な病気に発展することもあるので注意は必要です。

 

このブログでは鉄分不足による貧血改善に必要な栄養について解説していきたいと思います。

 

 

隠れ貧血チェック

□すぐ疲れる

□眠りが浅い、昼間眠くなる

□肉を食べることが苦手

□寝ても疲れが取れない

□爪が割れたりへこんだり2枚爪になったりする

□胃の調子が悪いことが多い

□身体が冷えやすい

□生理の量が多い

 

2つ以上に☑が入れば貧血の可能性ありです!

 

 

貧血の種類

貧血はなぜ貧血になるかによって分類ができます。

 

①鉄欠乏性貧血

体内の鉄分が不足し赤血球やヘモグロビン量が減少するために起こる貧血のこと。

貧血の方のほとんどは鉄欠乏性貧血です。

 

②溶血性貧血

通常、赤血球は100~120日で壊されて新しく作られますが

作るより壊されるスピードが速いことが原因で起こる貧血のことを溶血性貧血といいます。

 

③巨赤芽球性貧血

骨髄で赤血球が作られなくなり、その結果起こる貧血のことを巨赤芽球性貧血いいます。

 

 

一般的に血液検査の項目にある鉄は血中の鉄を測っていますが

貯蔵鉄であるフェリチンを測ることで隠れ貧血をチェックすることができます。

 

 

 

鉄欠乏性貧血について

赤血球の血色素であるヘモグロビンの材料である鉄が足りず

体内でヘモグロビンを作ることができない状態となっています。

 

ヘモグロビンは私たちの身体の中で酸素を運ぶ役割があり

その量が少ないということは

 

各臓器や組織に酸素を運べない=体内が酸欠状態に陥っている

ということになります。

 

そのため

軽い動作でも疲れやすく息切れがする

集中力が続かない

頭が重い

などの貧血症状が出てくるのです。

 

またミトコンドリアでのエネルギー代謝がうまくいかないので

エネルギーが足りない!と糖質がいつも欲しくなります

鉄不足による甘いものがやめられないという人は

本能的に欲しがっているので理性ではなかなかやめられません。

 

 

鉄不足の状態は

髪の艶が無い

肌にシミができやすい

目の下にクマができる

など美容面にも影響があるので女性は大事ですね。

 

なぜ鉄不足になるのか

私たちの肝臓や脾臓には常に鉄が貯蔵されています。

体外に排出されるのはごくわずかといわれており

多くの鉄は身体の中で再利用されています。

 

 

それにも関わらず鉄分不足になるのには以下のような原因が考えられます。

 

①食事から十分な栄養が取れていない

現代人の食生活は量は摂れていても質的な栄養不足になりやすいです。

鉄だけでなくたんぱく質など十分な栄養が摂れていないと鉄は吸収できません。

個々による消化吸収能力も違うので何を何g摂ったという数値だけでは測れないのです。

 

 

②月経や妊娠などで鉄不足に陥りやすい

女性は特に月経による出血で鉄が不足しやすい傾向にあります。

また妊娠すると胎児に多くの鉄を送る必要があるため貧血が起こりやすくなります。

 

 

③胃腸の潰瘍、ポリープなどがある

胃や腸の潰瘍、ポリープ、痔、がんの出血なども貧血の原因になります。

 

 

鉄欠乏性貧血の改善

大切なのは食生活を整えることです。

日々の食事から鉄分を多く摂ることを心がけるだけでなくバランス良く食べることで

しっかりと鉄を吸収することができます。

 

食事に含まれる鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があり

ヘム鉄は肉や魚などの動物性食品に多く含まれ

非ヘム鉄は野菜や豆などの植物性食品に多く含まれています。

 

身体への吸収率はヘム鉄の方が良いので動物性食品からの鉄分の摂取がおすすめです

 

ヘモグロビンは鉄とグロビンというタンパク質を材料としているので

魚介類、肉類、卵、大豆製品、乳製品などのタンパク質もしっかり摂取すること

ビタミンCを多く含む食品を一緒に摂取すると体内への吸収率が上がります。

 

いかがだったでしょうか。

貧血症状がある方も、もしかして貧血かもしれないと感じた方も

是非参考にしてみてください。

 

 

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