レッスンをしていて感じるのは、
動きが上手になるほど、どんどん静かになっていくということ。
大きく動くよりも、
ちょっとした体重のかけ方や、呼吸の入り方。
そういう細かい部分の感覚に気づいていくと、
動きはシンプルになっていきます。
派手なエクササイズではなくても、
その中に、自分とつながる「深さ」があるんです。
心と身体がちゃんとつながってくると、
ふと呼吸が楽になったり、
立っているだけでも、ぐらぐらしなくなる。
そういう小さな変化が、すごく大きな安心につながっていきます。
そうなると、自然とまわりの人にも
やさしく接したくなったり、
何かに余裕をもって対応できたりするんですよね。
自分を整えることって、
一見、自分だけのことのように見えて、
実はまわりとの関わり方にも静かに影響していくもの。
自分の中に“余白”があるからこそ、
人のことも受けとめられる。
まず、自分が「安心できる自分」であること。
その感覚は、じわじわとまわりに広がっていく。
KANONでは、
そんな「静かに整える時間」を大切にしています。
外の世界がバタバタしてても、
自分の呼吸、自分の軸、自分の感覚に戻れる場所。
それがあるだけで、世界の見え方がやわらかくなると思うんです。
今日も、そんな場所でお待ちしています。