蝶形骨って知ってる?視覚・自律神経・姿勢と深く関わる頭の中心の骨 | 福岡の大濠にあるピラティス・ヨガ スタジオKANON(カノン)

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蝶形骨って知ってる?視覚・自律神経・姿勢と深く関わる頭の中心の骨

蝶形骨ってどこにあるの?

からだの中心にあるちょうちょの骨のお話

私たちの頭は、1つの骨でできているわけではありません。
実は20個以上の骨がつながり合い、少しずつ動きながらバランスをとっています。

その中でも、ひときわ中心にあり、
まわりの骨の動きと密接に関わっているのが「蝶形骨(ちょうけいこつ)」です。

ちょうちょのような形、でも役割は要

蝶形骨は、名前のとおり、蝶が羽を広げたような形。
前から見ると左右に広がり、横から見ると深く入り込むような立体構造をしています。

頭蓋骨のちょうど真ん中あたりにあり、
おでこ・こめかみ・耳の後ろ・後頭部など、あらゆる骨とつながっています。

中心にあるということは、すべての動きのハブになるということ。

ほんのわずかな傾きやねじれでも、頭蓋全体のバランスに影響し、
その影響はやがて首、背中、骨盤、足元にまで伝わっていくことがあります。

 

神経の出入り口としての役割

蝶形骨にはたくさんの穴やすき間があります。
そこを通って、脳から出た神経が顔や目、あご、体の各部へ向かっています。

とくに、目の動きやピント調整に関わる神経、
顔の感覚を伝える神経など、重要な神経が集中しています。

このエリアの緊張が強くなると、
目の疲れ、顔のこわばり、頭の重さといった形で現れてくることも。

表面には出ないけれど、
内側で何かが過剰にがんばっているようなとき、
この骨のまわりがヒントをくれることがあります。

 

「目を使う」ということと、蝶形骨

今の暮らしでは、パソコンやスマートフォンなど、
近くをじっと見続ける時間がとても長くなっています。

私たちの視覚の情報は、目の奥にある視神経を通って、脳へと届けられます。
その視神経が通っているのも、まさに蝶形骨の中。
そのため、蝶形骨は視覚ととても深い関係があります。

まばたきが減る、視点が固定される、眼球が動かなくなる。
そんな状態が長く続くと、目の奥だけでなく、頭の中も固まってくるような感覚があります。

それが、呼吸の浅さや、首肩のこわばり、全身のめぐりの悪さにもつながることがあるのです。

緊張が抜けにくいとき、自律神経がヒントをくれる

なんとなくずっと交感神経が優位な感じ。
リラックスしようとしてもうまく抜けきらない。
そんなとき、頭の奥の構造が関係している場合があります。

蝶形骨は、脳の中枢にとても近い場所にあり、
自律神経の中でもバランスをとる役割のある部分とも関連しています。

骨なのに、こんなに感覚や神経とつながっているなんて、と思うかもしれません。
でも実際、身体の深い層では、構造と感覚はとても密接につながっています。

ふだん意識しない場所に、答えがあるかもしれない

蝶形骨は、自分では触れないし、鏡にも映らない。
でも、この骨の状態が、日々の呼吸や姿勢、疲労感や気分にまで
影響していることは少なくありません。

たとえば、ちょっと姿勢が崩れて
首が前に出たり、頭の位置がズレてしまっていると、
まぶたが重く感じたり、ピントが合いにくくなったりすることがあります。

なんとなく呼吸が浅くて、
気持ちが落ち着かないような感覚が続くことも。

そんなとき、意識を向けてみてほしいのが、頭の奥にあるこの蝶形骨。
目や顔、神経や感覚と静かにつながっている場所です。

 

「整える」って、筋肉を鍛えることだけじゃない。

内側の構造に気づき、そこにスペースを取り戻すことも、
からだのバランスには欠かせない視点です。

レッスンや講座では、
こうしたからだの奥にある構造を感じながら整えていく時間を大切にしています。
動きや感覚の変化とつながる解剖学も、わかりやすくお伝えしています。

次回の記事では、この蝶形骨がどうやってからだ全体とつながっているのか、
呼吸や姿勢とどんなふうに関係しているのかを掘り下げていきます。

 
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