インストラクターの方からどんな本がお勧めですか?
と聞かれることも多くなってきたので
ここが最低限という本をご紹介いたします。
動きのインストラクターとしての基本なので
この中でどれかを選ぶというよりも全部必須です。
ピラティスのインストラクターだけでなく
ヨガのインストラクターも必須本です。
私もこの業界でのキャリアは20年近くとなりましたがまだまだ学びの途中で
本棚は毎年、身体の本が増えていきます。
私の場合、機能解剖学と栄養学、生理学を深めているのでさらに増えていくのです。
ではご紹介です。
プロメテウスシリーズの解剖学総論
頭部版、神経版などありますがまずはこの本から。
時間があれば、見てしまう愛読書。
動きの解剖学I
学び始めた当初から使っているこの本は
どこに何が書いてあるのかほとんど覚えるほど読んでいます。
クラウンピラティスの養成コースでの教材本です。
身体運動学 関節の制御機構と筋機構
物理が苦手な私には読み解くのが難関なセンテンスもありますが
とてもおもしろい本です。
カパンジー機能解剖学
機能解剖学の細かな説明が美しく書いてあります。
カパンジー先生の本ですからね。
この本も必須ですね。
肉単・骨単
この本もずっと昔から使っている本です。
肉単、骨単は筋肉や骨の名前を英和辞書のようなものなのでとても役に立ちますよ。
そんなに安い本ばかりではありませんが
一生使える本ばかりだと思います。
20年使っている本もありますしね。
はじめに書いたようにこれらは最低限だと思います。
さらに自分の専門分野を深めていくことは大事だし
専門外のことも知っていくことは大事です。
すぐに使えることばかりでなく、すぐには使えない知識が深まることで
より統合的にクライアントを観ることができるようになるのです。
体操のやり方ばかり知ろうとする前に
身体のことを知ろうとすることは大事なのです。
身体の中で何が起こっているのか
何を起こそうとしているのか
を知るために本は役に立ちます。