昨日まで20度以上の春だったのに
今日は-5度、大雪です。
めちゃくちゃ寒い。
マフラー持ってきてて良かったです。
3日目は筋肉を見やすくするために筋膜を剥ぎました。
腹直筋、腹斜筋、腹横筋はとても薄く驚きでした。
筋膜には機械受容器が筋肉7〜8倍あるので大腿筋膜張筋の
リリースよりも臀筋のリリースの方が安全かも。
腰や首には機械受容器よりも侵害受容器が多いので
痛みを感じやすい。
腕を屈曲していくだけだと固有受容器に刺激にならないけど
内旋外旋を入れると刺激になり関節が正しい場所を覚える。
固有受容器や神経系についてまだ深く勉強していなかったけど
とても大事なことなので帰って学び直そうと思いました。
後半、腹膜を切って内臓を見ました。
今回のご献体の方はガンでした。
身体の中で身体を借りて違うものが育っていくとは
こういうことかと目の当たりにしたのと同時に
ショックが大きく泣きそうになりました。
今日も解剖を進めていくなか、トッドが
解剖はアートだと言ってのを本当にそうだなと感じました。
解剖のスキルがあれば、筋膜の層を
何層にでも分けていくことが可能である。
というトッド。
筋間中隔、筋外膜、筋周膜など
きれいに解剖していくのを見せてもらいました。
本当に上手すぎてずっと見てたいくらい。
神業です。
「上手い上手い」と言ってたら
当たり前だよと笑われましたけど。笑
人の身体というものは美しい。
進化の過程でそうなっていったシステムも素晴らしいです。
人の身体は個々に特徴があります。
硬くなっているところにも意味があり、ただほぐせばいいだけでなく
硬くならないために強化することが必要なことあります。
筋肉同士はしっかりとくっついていて
全てでひとつとして働くので部位だけの
トレーニングは意味がないなぁと感じました。
外は吹雪の中、半袖着てで撮影。
凍えました。。。笑
こちらはスタッフチーム。
本当に良い環境です。
あまりの疲労にこの日は19時に寝ました。