私たちの暮らしに根づくお香。
その起源をたどると、仏教の伝来と深く結びついています。
6世紀に仏教が日本へ伝わったとき、香木や沈香も共に持ち込まれました。
香りは単なる嗜好品ではなく、祈りや供養のための神聖な道具だったのです。
つまり香りは、単なる「匂い」ではなく、
宗教的・精神的なつながりを象徴する存在として使われてきたのです。
香りはやがて、寺院だけでなく家庭にも広がりました。
香りは、過去と現在を結び、祈りの場を整える力を持っていたのです。
現代では、お香は「リラックス」「香りを楽しむ」ためのアイテムとして広く使われています。
もちろんそれも素敵なことですが、かつての「祈りの香り」という意味合いは、少しずつ忘れられつつあります。
しかし、香りには本来、目に見えない心を支える力がありました。
忙しい現代人にとって、香りを焚く時間は「小さな祈りの習慣」として再評価されています。
忘れられかけた香の意味を取り戻すことは、自分自身と向き合う時間を取り戻すことでもあります。
祈りと共に歩んできた代表的な香木が、白檀です。
花音「白檀」は、その伝統を現代に受け継ぐ天然のお香。
合成香料や添加物を使わず、天然白檀100%で作られています。
香りを聞くことは、自分を整える時間でもあり、日常にそっと差し込まれる“祈りの余白”でもあります。
香りは、目には見えないけれど、確かに人の心をつないできました。
白檀を焚く時間は、あなたの暮らしに小さな祈りの余白を取り戻してくれるでしょう。