肩甲骨はがしは本当に必要?解剖学から見た注意点 | 福岡の大濠にあるピラティス・ヨガ スタジオKANON(カノン)

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肩甲骨はがしは本当に必要?解剖学から見た注意点

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「肩甲骨はがし」という言葉をよく耳にするようになりました。

整体やストレッチの現場で流行し、SNSでも「肩こりが楽になる」「姿勢がよくなる」

といった声が広がっています。

 

響きとしてもインパクトがあり、「気持ちよさそう」と感じますよね。

 

けど解剖学的な視点から見ると、肩甲骨はがしには大きな誤解とリスクが含まれています。

そもそも肩甲骨は「はがす」ものではありません。

 

肩甲骨は胸郭の上に浮かぶように存在し

前鋸筋、菱形筋、僧帽筋など多くの筋肉に囲まれて支えられています。

 

これらの筋肉が連動することで、私たちは腕を自由に動かしたり

肩をすくめたり、背中を丸めたりすることができるのです。

 

なぜ「はがす」という表現が危険なのでしょうか。

強引に肩甲骨を外へ引きはがすような操作は

筋肉や靭帯に過剰なストレスをかけてしまいます。

 

特に小胸筋や関節包への負担は炎症や可動域の制限につながり

肩甲上神経や長胸神経といった大切な神経を圧迫する可能性もあります。

 

深刻なのは、肩甲骨の安定性が失われてしまうことです。

本来、肩甲骨は筋肉の働きによって胸郭の上で安定しているのですが

無理に“はがす”ことでその支えが崩れ

かえって姿勢が乱れたり肩こりが悪化する危険さえあるのです。

 

本当に大切なアプローチとは何でしょうか。

答えは「はがすこと」ではなく「動かすこと」です。

 

肩甲骨を支えている筋肉をバランスよく動かし、良い位置に戻してあげることが

健康的な肩や背中を保つ鍵となります。

 

「肩甲骨はがし」という表現は誤解を招きやすく

強引な施術はむしろ逆効果になりかねません。

 

本当に意識すべきは“肩甲骨をはがすこと”ではなく、

“肩甲骨を良い位置に戻し、自由に動かせる環境をつくること”なのです。

 

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肩甲骨は自然と安定し、本来あるべき位置におさまっていきます。

 

もし肩の不調や姿勢の乱れに悩んでいる方がいれば

ぜひ「はがす」ではなく「整えて動かす」がおすすめです。

 
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