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福岡でピラティス資格を取るなら?講師の質と指導理念でスクールを見極める方法

ピラティスの資格を取ろうとすると、まず「費用」や「カリキュラム」が気になりますよね。
でも実は、同じ条件に見えても講師の質や指導の仕方によって、学びの濃さや卒業後の理解は大きく変わります。

特に初心者や医療職の方にとっては、講師の「現場経験」や「触れ方(ハンズオン)」「アセスメント(姿勢や呼吸、動きのズレを観察して見抜く力)」が理解度や指導力に直結します

この記事では、福岡でピラティス養成スクールを選ぶときにチェックすべき講師の質の見極め方と、体験レッスンで確認できるポイントをまとめました。
「費用やカリキュラムだけで選んで後悔したくない」という方は、ぜひ参考にしてください。

要点まとめ(TL;DR)

  • 講師の経歴や専門性は信頼の土台: 医療や現場経験があると安心。
  • 見取り・触れ方・言語化: 実技の理解度や指導力に直結する。
  • 少人数制での個別フィードバック: 初心者も医療職も安心して学べる。
  • 体験レッスンでの確認: 触れ方・説明・質問対応をチェック。
  • 指導理念が合うか: 安全性や基礎を大切にしているかを見極める。

良い講師を見極める5つの軸

  • 臨床・現場経験
    医療や運動指導の現場で多様なケースに対応してきた経験。
    例:腰痛・妊娠中・高齢者など、症例や体力差に応じたレッスンができる。
  • アセスメント力(見取り)
    姿勢・呼吸・動作のズレやクセを見つけ、優先順位をつけて修正できる。
    医療従事者への指導経験がある講師は、リスク管理や症例対応にも強い。
  • ハンズオン(触れ方)
    優しい圧で心地よいか/力で動かされていないか/安心感があるか。
    安全性を重視する触れ方は、医療職や初心者にも共通して大切。
  • 言語化・キューイング
    専門用語を避け、誰にでも伝わる言葉で「何を・なぜ・どうやって」を説明できる。
    医療従事者にとっても、患者やクライアントに応用できる説明力は大きな学びになる。
  • 少人数での個別フィードバック
    動きのクセを修正し、個々に合わせてガイドしてくれる
    特に医療職の場合、職場でのケース対応に繋がるアドバイスが得られる。

マットピラティス養成コースでハンズオンの練習している様子

指導の考え方が学びの質を決める

  • 安全を最優先
    大きな動きや「見た目の派手さ」よりも、まずはケガをしないこと・安心して動けることを大事にしているか。
    リハビリや体力が落ちている方にも通じる考え方なので、初心者や医療職の方も安心できます。
  • 基礎をしっかり積み上げる
    ただ覚えるのではなく、体のしくみ(中立姿勢・呼吸・分けて動かすこと)から順に積み上げていくスタイルかどうか。
    「なぜこの動きが必要なのか」を理解できると、人に説明するときにも自信が持てます。
  • 質問しやすい雰囲気
    質問を歓迎してくれるか、間違えても大丈夫な雰囲気で安心して学べる環境か。
    安心して話せる雰囲気があると、学びが深まりやすいです。
  • 現場でそのまま使える内容
    卒業後すぐにレッスンや医療現場で役立つような実例を交えて教えてくれるか。
    日常の指導や患者さんへの対応に持ち帰れる内容だと、学びの価値がぐんと上がります。

>マシンピラティス養成コースでヒップリフトをしている様子

体験レッスンでのチェック方法

  • 説明の分かりやすさ:
    専門用語ばかりでなく、誰でも理解できるようにかみ砕いてくれるか。
  • 声かけや雰囲気:
    緊張せずに取り組めるような安心感のあるポジティブな声かけをしてくれるか。
  • 身体への配慮:
    無理のない範囲で調整してくれるか、動きに合わせて優しく誘導してくれるか。
  • クラスの雰囲気:
    受講生同士の空気感や、質問しやすい雰囲気があるか。
  • フィードバック:
    自分の動きをしっかり見てもらえて、分かりやすく修正してもらえるか。

よくある失敗談

人数が多すぎて質問できなかった

「少人数と書かれていたのに、実際は20人近く。講師が一人で回すので、ほとんど見てもらえず、自分の動きが合っているのか分からないまま卒業してしまいました。」

雰囲気が合わなかった

「通ってみると、20代中心の明るくハイテンションな雰囲気で、落ち着いて学びたい自分には合いませんでした。入る前にどういう方が受けているかなど確認しておけばよかったと後悔しています。」

費用が想像以上にかかった

「授業料は安く見えましたが、教材費や認定費が別途必要で、結局トータルで倍近くかかりました。最初に総額を確認すべきでした。」

卒業後に孤立した

「資格は取れたけれど、卒業後のフォローがなく、実際にどう教え始めればいいのか分からず不安に…。フォロー体制があるかどうかを確認しておけばよかったです。」

リフォーマーピラティスでサイドベンドのハンズオンをしている様子

比較表:講師の質でここが変わる

項目 講師の質が高い場合 講師の質が低い場合
理解の深さ 「なぜこの動きが必要か」を分かりやすく説明してくれる。覚えるだけでなく理解が残る。 動きの型だけを教えられる。理由が分からず忘れやすい。
修正の丁寧さ 一人ひとりの姿勢や動きを見て、その場で分かりやすく修正してくれる。 一般的なことを伝えるだけなので、誤った動きをそのままにしてしまう。
安心感 声かけや触れ方が丁寧で、安心して取り組める。質問もしやすい雰囲気がある。 説明や対応が一方通行で、質問しづらく不安が残る。
雰囲気 失敗を恐れず試せる空気があり、自然と続けやすい。 ピリピリした雰囲気で、間違えるのが怖くなり成長しにくい。
卒業後の自信 理解と体験がつながっているので、人に伝えるときに自信が持てる。 知識はあっても実技につながらず、教えるときに不安が残る。

チェックリスト(保存版)

  • 講師がいろいろなタイプのケースを見てきた経験があるかどうか
  • 触れ方を教えてくれるか(安心できる手の使い方かどうか)
  • 少人数で一人ずつ修正してもらえるか(目安は6人くらいまで)
  • 質問を気軽にできる雰囲気があるかどうか
  • 卒業後に質問できる勉強会や、学び直しの仕組みがあるか
  • 医療職の方は、高齢者や妊娠中の方などへの対応を質問できると安心

リフォーマー養成コース、卒業生同士で練習している様子

FAQ:講師選びに関する質問

Q1. 経歴がすごい=良い講師ですか?
A. 必ずしもそうとは限りません。経歴や実績は安心材料になりますが、実際に分かりやすく教えてくれるか、現場で再現できる形に落とし込めるかが大切です。
Q2. 大人数クラスでも大丈夫ですか?
A. 実技中心の学びでは少人数の方が安心です。質問しやすく、その場で修正してもらえる環境があると理解が深まります。
Q3. 体験レッスンでは何を見ればいい?
A. 講師の説明の分かりやすさや、質問への対応、クラスの雰囲気をチェックしてみてください。「ここで学びたい」と思えるかが大事なポイントです。
Q4. 初心者でもついていけますか?
A. 多くのスクールは初心者向けに分かりやすくサポートしてくれます。分からないことを質問できる雰囲気があるかを体験レッスンで確認してみましょう。

まとめ

ピラティス養成スクールを選ぶとき、費用やカリキュラムだけでなく、講師の質と指導理念が学びの濃さと卒業後の自信を大きく左右します。

講師の経歴や現場経験、触れ方・言語化のスキル、少人数制でのフィードバック、そして理念の合う・合わない…。
これらを確認することで「卒業後に使える力」が身につくかどうかが決まります。

体験レッスンでのチェックリストや質問集を活用して、安心して学べる環境を見極めてください。
特に医療職の方にとっては、症例対応や安全性を重視する講師を選ぶことが、現場での自信に直結します。

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