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【自宅サロンvsレンタルスタジオ】福岡でピラティス開業するときの始め方とメリット・デメリット
2025年09月24日
ピラティスの資格を取ったあと、「どこで活動するか?」は多くの人が最初に悩むポイントです。
特に人気なのが「自宅サロン」と「レンタルスタジオ」。どちらも手軽に始められますが、実際に取り組んでみるとメリットとデメリットの両面があります。
例えば、自宅サロンなら家賃がかからずコストを抑えられる一方、生活感をどう隠すかという課題が出てきます。
一方でレンタルスタジオは、最初から本格的な空間でレッスンできる反面、使用料金の高さや予約の取りにくさがネックになることもあります。
この記事では、福岡でピラティス資格を取得した人が実際に選んでいる「自宅サロン」と「レンタルスタジオ」について、それぞれの特徴をわかりやすく整理しました。これから活動を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
要点まとめ(TL;DR)
- 自宅サロン:低コストで始められるが、スペースや設備に限界がある
- レンタルスタジオ:初期費用ゼロで始められるが、利用料が積み重なる
- 集客のしやすさやターゲット層によって、どちらが向いているかは変わる
- 「低リスクで試す」ならレンタル、「本格的に育てたい」なら自宅サロンも◎
- どちらを選ぶ場合も、卒業後フォローや仲間のつながりが成功のカギになる
自宅サロンのメリット・デメリット
メリット(自宅サロン)
・初期費用が少なく始められる
・自宅なので通勤時間ゼロ、家事や子育てと両立しやすい
・アットホームな雰囲気でリピーターを作りやすい
デメリット(自宅サロン)
・生活感が出やすく、ブランディングに工夫が必要
・広さや防音など、環境面で制限がある
・詳しい住所を公開するリスクもある
・家族への理解が必要
レンタルスタジオのメリット・デメリット
メリット(レンタルスタジオ)
・必要な時だけ借りるので初期投資が少なくて済む
・立地の良い場所を選べば集客につながる
・設備(マット・ボールなど)が整っている場合が多い
デメリット(レンタルスタジオ)
・使用料がかかり、回数が増えると固定費並みに膨らむ
・人気の時間帯は予約が取りにくい
・利用時間が限られるため自由度が低い

自宅サロンかレンタルスタジオか迷ったら?チェックリスト
自宅サロンが向いている人
- 自宅に人を呼んでも大丈夫
- 生活感がないスペースがある
- 費用をできるだけ抑えたい
- とりあえず小さく始めたい
- 家事や育児と両立したい
レンタルスタジオが向いている人
- SNSなどでしっかり集客して本格的に進めたい
- 立地の良さを重視したい
- 仕事とプライベートを分けたい
- 広いスペースで複数人レッスンをしたい
- 必要に応じてマシンや備品を利用したい

よくある失敗談
失敗談① 自宅サロンの生活感
費用がかからない自宅サロンでスタートしましたが、どうしても生活感が出てしまうのが嫌でした。
家の匂いも気になりアロマを炊いたり工夫しましたが、家族からも反対されレンタルスタジオへ切り替え、今は自宅サロンは辞めました。
失敗談② 集客が難しかった
子どもが帰ってきたときに家で仕事ができればと思い、自宅サロンを始めました。
「予約確定後に住所をお伝えする」というスタイルにしましたが、思いのほか予約が入らず…。結局、自宅近くのレンタルスタジオに切り替えることになりました。
失敗談③ レンタルスタジオの予約問題
レンタルスタジオで始めましたが、人気の時間帯は予約がとりにくく、場所を押さえるのが大変。
定期開催をしたくても難しいことがあり、いずれは自分のスタジオを持つことを考えています。

FAQ:自宅サロンとレンタルスタジオに関する質問
Q1. 自宅サロンは住所を公開しないといけませんか?
A. 完全予約制にして、確定後に住所を伝える方法なら安心です。ただし、自宅を教えることに抵抗がある方はレンタルスタジオを利用するのがおすすめです。
Q2. レンタルスタジオの費用はどのくらいかかりますか?
A. 福岡では1時間あたり1,000〜3,000円程度が相場です。立地や設備によって変わります。
Q3. 集客に有利なのは自宅とレンタルどちらですか?
A. 集客のしやすさでは、立地が良くアクセスしやすいレンタルスタジオが有利です。一方で、自宅サロンは固定費がかからないため、知人や紹介から少しずつ始めたい人に向いています。
Q4. 将来的に独立開業を考えていますが、最初はどちらがおすすめですか?
A. 初期費用を抑えたいなら自宅、集客を意識するならレンタルスタジオがおすすめです。まずはレンタルで実績を積み、軌道に乗ってから自分のスタジオを構える方がリスクが少ないです。
まとめ
ピラティスの活動を始めるとき、「自宅サロン」か「レンタルスタジオ」を選ぶのは大きな分かれ道です。
自宅は費用を抑えて気軽に始められる一方で、生活感や集客の難しさが課題になりやすいです。
レンタルスタジオは立地や雰囲気のメリットがありますが、予約の取りづらさやコストの面で悩むこともあります。
最初から完璧な形を目指す必要はなく、「まずは自宅」「のちにレンタル」とステップを踏む人も少なくありません。
大切なのは、ライフスタイルと活動目的に合った選択をすることです。