ここ数日すっかり秋になりましたね。
昨日は実家へコートを取りに帰りました。
秋は縮んでいく季節。
現存する最古の医学書『 黄帝内経』という東洋医学の本では
秋は収斂(しゅうれん)の季節とあります。
収斂とは簡単に言えば縮んでいくということ。
春に芽吹き、夏に花が開き、秋に実をつけて、冬に枯れる・・・
一年の中で自然のサイクルというものがあって
その時期に順応して過ごしていくための養生というのが必要ですね。
東洋医学、陰陽五行では
秋は肺がダメージを受けやすいとされています。
東洋医学でいう肺は肺の臓器だけのことではなく
鼻や口や喉、皮膚など呼吸器全般の作用を示しています。
咳や喘息、アレルギー性鼻炎
また肺系は大腸にも繋がっているので
肺が弱ると痔も悪化します。
秋の養生のポイントをご紹介しますね。
①呼吸で内側から潤いを高める
呼吸には、空気中の水分を取り込み
肺から身体中へ潤いを届ける役割があります。
ピラティスの呼吸は役に立ちますよ。
②適度なスポーツをしましょう。
冬に向けて免疫を高め体力づくりは大事です。
③ビタミンをたくさん含む食品を摂りましょう。
④料理に香辛料を効かせて、辛味のものを摂りましょう。
気の流れを高め憂鬱を解消します。
⑤冷たいもの、体を冷やす食品は控えましょう。
珈琲は身体を冷やします。
秋冬は発酵されたお茶が身体を温めます。
台湾茶は半発酵茶なので身体を温めますよ。
紅茶もおすすめです。
⑥水分を良く取りましょう。
秋は特に乾燥と鬱の症状に注意が必要です。
いかがですか(^^)
ピラティスは秋の養生に役立ちますよ。
是非意識してみてください。
東洋医学の勉強会は
月に一度オーガナイズしております。
もう10年以上、開催していますが
何度聞いてもおもしろいのです。
こちらも一緒に学びませんか?