糖質が欲しくなるような身体の使い方をしている
ということを理解するためには
代謝について知ることが必要です。
代謝とは
生命を維持するために身体のなかで行われている化学反応のこと
です。
運動して汗をかいたり、食べたものからエネルギーを生み出すこと
皮膚や筋肉など身体の組織を合成すること、尿など不要なものを排出する流れなど
生命活動の様々な反応のことを言います。
体内で起こる代謝反応の一部分(エネルギー合成、脂肪合成、アルコールの分解など)をまとめた代謝マップです。
私たちの体の中では、日々このような複雑な反応が、それぞれに影響を及ぼし合って進んでいます。
活動に必要なエネルギーは、栄養素(糖質・脂質・タンパク質)を代謝し
熱やATPに変換することによって得られますが、一般にエネルギーの産生には酸素です。
しかし、糖質の代謝では酸素がなくてもエネルギー(ATP)を少量産生する過程があり
この過程を解糖系と言います。
解糖系→クエン酸回路→電子伝達系って覚えていますか?
高校の化学で習ったかと思います。
管理栄養士だとこれ覚えずして受からないというところですが
私も今は完全には覚えていません笑
解糖系の本質はクエン酸回路の原料供給ですが、解糖系自身もエネルギー産生していて
酸素が欠乏するとクエン酸回路は停止し、解糖系でエネルギーをまかなったりします。
運動時、マラソン選手と短距離選手では使っているエネルギー源は違いますね。
走るに限らず、呼吸をきちんと上手くできずに糖質ばかりを使って動いていると
糖質が欲しくなるんですよ。
呼吸って普通にやってるよと思うかもしれませんが
息を止めていなければ呼吸しているわけではなく
肺の位置がイメージできているか
胸式呼吸と腹式呼吸を理解しているか
肋骨が動いているか
横隔膜の動きを理解しているか
内臓が支えられているか
などなどポイントはたくさんあります。
きちんと呼吸の練習するだけでウエストはかなり細くなりますよ。
ウエストが太い
下腹が出ている
そんな方は呼吸から見直すだけで体型は締まっていきます。
なんとなくイメージできましたか?
もう少しという方は直接お聞きくださいね。