多くの方が気にされている「顎のタプタプ」について。
日常の姿勢や筋肉の使い方が影響していることをご存知ですか?
マッサージや整体、部分的な運動だけでは、なかなか改善しないんですよ。
■そもそも、なぜ顎がタプタプするの?
主な原因は大きく分けて2つあります。
頭部前方位という姿勢の乱れ
ディープフロントラインの機能低下
■頭部前方位について
頭部前方位とは、顔が前に突き出た状態の姿勢のことです。
スマートフォンやパソコンの長時間使用で、近年急増している姿勢の乱れです。
人の頭の重さは5キロ以上。
正しい姿勢なら、この重さは骨格でうまく支えられます。
頭が前に出ると、首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。
頭部前方位が引き起こす問題は、実は見た目に大きく影響します。
顔全体が下がって老けて見えるだけでなく、呼吸が浅くなりがちです。
これによって、フェイスラインがたるみやすくなり、顎がタプタプしてしまうことがあります。
肩こり、首こりにもなりやすく二重顎にもなります。
■意外と知られていない原因:ディープフロントライン
さらに重要なのが、「ディープフロントライン」と呼ばれる
体の深層にある筋肉の連なりです。
ディープフロントラインは、足の裏から始まり、内もも、骨盤、お腹、胸、首を通って
舌の付け根まで続いています。
このラインが上手く機能していないと、以下のような症状が現れます。
・舌が口腔内で下がっている
・下腹部がポッコリしている
・足のアーチが崩れている
・骨盤底筋が弱っている
・姿勢が悪くなる
実は、これらの症状は全て繋がっているんです!
例えば、舌が正しい位置(上顎の裏側)についていないと
顎また、骨盤下腹部のポッコリだけでなく、上半身の姿勢にも影響を与えます。
■整体や部分的なトレーニングだけではダメな理由?
ここまでで、なんとなくおわかりいただけたと思いますが
顎のタプタプは、単なる部分的な問題ではないのです。
全身のバランスや姿勢、深層筋の働きが密接に関連しているため
顎周りだけをケアしても、根本的な改善は難しいのです。
■改善のためには?
効果的な改善のためには、以下のポイントに注目する必要があります
・姿勢の意識
・頭部前方位を改善する
・正しい姿勢を保つ筋力をつける
・呼吸の改善
・横隔膜の動きを活性化
・ディープフロントラインの活性化
・適切な舌の位置づけ
・骨盤底筋の強化
・足のアーチの改善
これらを総合的に改善していくことで、顎のタプタプも自然と改善していきます。
■まとめ
顎のタプタプは、見た目の問題だけでなく
姿勢や全身の健康状態とも密接に関連しています。
気になる方はご相談くださいね