〜肩こり・腰痛は、やさしいサインかもしれません〜
「なんだか肩が重たくて…」
「腰のだるさが、今日もぬけないな…」
そんなふうに、ふと感じるからだからの小さな声。
それを「疲れのせい」と、そっとやり過ごしていませんか?
もしかしたらその不調は、血の巡りが滞っているサインかもしれません。
特に、身体のすみずみに酸素や栄養を届ける毛細血管が元気を失うと、筋肉たちは息苦しくなり、やがて肩こりや腰の重さとなって現れます。
それは「流れを呼び戻してほしい」という、身体からの優しいメッセージ。
血流とからだのつながり、そしてどうして“やわらかな運動”が巡りを取り戻す鍵になるのかをお伝えします。
筋肉は、毎日を支えてくれる頼もしい存在。
でも、酸素や栄養が届かなくなると、疲れや老廃物が溜まり、次第に固く、動きにくくなってしまいます。
まるで、流れを失った川のように。
肩こりや腰痛は、そんな“滞り”から生まれるもの。
だからこそ、大切なのは流れを取り戻すことです。
目には見えないけれど、私たちの身体の中をくまなく巡っている毛細血管。
都市の大通りから、細い路地裏まで届け物をするバイク便のように、酸素と栄養を細胞のすみずみまで運んでくれます。
けれど、運動不足やストレス、同じ姿勢が続くことで、この配達人たちの働きは弱まってしまいます。
すると、巡りは滞り、冷えや痛みが生まれやすくなるのです。
思い当たることはありませんか?
・長時間同じ姿勢で過ごしている
・動く時間が少ない
・ストレスで呼吸が浅くなっている
・冷えや偏った食事で代謝が下がっている
こうした小さな習慣が、少しずつ流れをせき止めてしまいます。
血流を整える一番の方法は、無理なく身体を動かすこと。
特に、呼吸とともに行うやわらかな動きは、毛細血管を目覚めさせ、巡りを呼び戻してくれます。
筋肉がポンプの役割を果たし、深い呼吸が内側から温めてくれる——
それが、からだに「流れる力」を取り戻す時間になります。
ピラティスは、呼吸とともに丁寧に身体を動かしていくエクササイズ。
それは、自分の中に眠っていた流れをそっと呼び覚まし、めぐりを整えていく時間です。
・身体の深いところが目覚めて、内側から温まる
・背骨や骨盤をほぐし、巡りの道筋をつくる
・呼吸が深まり、心まで軽やかになる
レッスン後に「身体がぽかぽかする」「心もスッキリする」と感じるのは、内側から流れが生まれた証です。
肩こりや腰の重さ、冷えやむくみ。
それは、からだが「流れが足りていないよ」と静かに伝えているだけかもしれません。
大きな負荷はいりません。
ピラティスのように、呼吸に寄り添いながら、やさしく動いてみること。
その積み重ねが、滞りをほどき、軽やかな毎日へと導いてくれます。
少しだけ「巡らせる時間」をつくってみませんか。
福岡・大濠にあるピラティススタジオKANONでは生徒さん募集しています。
腰痛、肩こりを改善したい人、姿勢を整えて歪みを整えたい方はご予約くださいね。