血流が悪いと肩こり・腰痛がひどくなる?

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身体のこと

血流が悪いと肩こり・腰痛がひどくなる?

IMG_9976からだの「流れ」が教えてくれること

〜肩こり・腰痛は、やさしいサインかもしれません〜

 

「なんだか肩が重たくて…」

「腰のだるさが、今日もぬけないな…」

そんなふうに、ふと感じるからだからの小さな声。

 

それを「疲れのせい」と、そっとやり過ごしていませんか?

もしかしたらその不調は、血の巡りが滞っているサインかもしれません。

 

特に、身体のすみずみに酸素や栄養を届ける毛細血管が元気を失うと、筋肉たちは息苦しくなり、やがて肩こりや腰の重さとなって現れます。

それは「流れを呼び戻してほしい」という、身体からの優しいメッセージ。

 

血流とからだのつながり、そしてどうして“やわらかな運動”が巡りを取り戻す鍵になるのかをお伝えします。

 

◆ からだが固まるのは、流れが止まっているから

筋肉は、毎日を支えてくれる頼もしい存在。

でも、酸素や栄養が届かなくなると、疲れや老廃物が溜まり、次第に固く、動きにくくなってしまいます。

まるで、流れを失った川のように。

 

肩こりや腰痛は、そんな“滞り”から生まれるもの。

だからこそ、大切なのは流れを取り戻すことです。

 

◆ 毛細血管という名の、小さな配達人たち

目には見えないけれど、私たちの身体の中をくまなく巡っている毛細血管。

都市の大通りから、細い路地裏まで届け物をするバイク便のように、酸素と栄養を細胞のすみずみまで運んでくれます。

 

けれど、運動不足やストレス、同じ姿勢が続くことで、この配達人たちの働きは弱まってしまいます。

すると、巡りは滞り、冷えや痛みが生まれやすくなるのです。

 

◆ 日常のクセが、流れを止めてしまう

思い当たることはありませんか?

・長時間同じ姿勢で過ごしている

・動く時間が少ない

・ストレスで呼吸が浅くなっている

・冷えや偏った食事で代謝が下がっている

こうした小さな習慣が、少しずつ流れをせき止めてしまいます。

 

◆ やさしく動けば、流れは自然に戻ってくる

血流を整える一番の方法は、無理なく身体を動かすこと。

特に、呼吸とともに行うやわらかな動きは、毛細血管を目覚めさせ、巡りを呼び戻してくれます。

 

筋肉がポンプの役割を果たし、深い呼吸が内側から温めてくれる——

それが、からだに「流れる力」を取り戻す時間になります。

 

◆ ピラティスは、巡りを呼び覚ますエクササイズ

ピラティスは、呼吸とともに丁寧に身体を動かしていくエクササイズ。

それは、自分の中に眠っていた流れをそっと呼び覚まし、めぐりを整えていく時間です。

 

・身体の深いところが目覚めて、内側から温まる

・背骨や骨盤をほぐし、巡りの道筋をつくる

・呼吸が深まり、心まで軽やかになる

 

レッスン後に「身体がぽかぽかする」「心もスッキリする」と感じるのは、内側から流れが生まれた証です。

 

◆ 巡りを取り戻せば、こころもからだも軽やかに

肩こりや腰の重さ、冷えやむくみ。

それは、からだが「流れが足りていないよ」と静かに伝えているだけかもしれません。

 

大きな負荷はいりません。

ピラティスのように、呼吸に寄り添いながら、やさしく動いてみること。

 

その積み重ねが、滞りをほどき、軽やかな毎日へと導いてくれます。

少しだけ「巡らせる時間」をつくってみませんか。

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