筋膜が固くなる理由とは?

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筋膜が固くなる理由とは?

筋膜って、どんなもの?

私たちの体を包み、支え、つないでいる「筋膜(きんまく)」。

まるで全身をおおうやわらかなウェブのように、筋膜は内臓や筋肉、骨をやさしく包み込んでいます。

 

でも、その筋膜が硬くなってしまうと、さまざまな不調につながることも…。

今回は、筋膜が硬くなる原因と、そこから起こる影響についてやさしく紐解いていきます。

 

筋膜が硬くなる3つの主な理由

 

1. 同じ姿勢を続けること

長時間のデスクワークや、同じ姿勢での作業…。

動かずにいると、筋膜はその状態に順応しようとして形を固定してしまいます。

その結果、やわらかさを失い、縮こまって固くなるのです。

 

2. 外傷(ケガ)

転倒や打撲、手術などの外傷も、筋膜の硬化を引き起こします。

ケガを守るために、周囲の筋膜や組織が緊張し、結果的に癒着や制限が生まれてしまいます。

 

3. オーバーユース(使いすぎ)

同じ筋肉や動きを使いすぎると、筋膜に微細な損傷が重なります。

それがストレスとなり、柔軟性を失って、硬さや痛みに繋がることも。

 

筋膜の「質」が変わるメカニズム

ただの姿勢や動きすぎだけでなく、筋膜そのものの「質」もまた、やわらかさに深く関係しています。

 

コラーゲンとエラスチンのバランスの崩れ

エラスチン → 筋膜のしなやかさ

コラーゲン → 筋膜の強さ

このバランスが崩れ、コラーゲンが優位になると、筋膜は硬く感じられるようになります。

 

水分量の低下

筋膜のしなやかさには、間質(細胞間)の水分が大切。

加齢・疲労・ストレスなどによって水分が減少すると、筋膜は乾き、動きにくくなります。

 

クロスリンク(癒着)

筋膜内のコラーゲン同士が過剰に結びつく「クロスリンク(架橋形成)」が進むと、筋膜の滑らかさが失われ、固さや違和感が出てきます。

 

筋膜が硬くなるとどうなるの?

動きが悪くなる

筋膜が滑らかに動かなくなり、引っかかるような感覚や動きの重さが出てきます。

 

こりや痛みが出る
筋膜の硬さが神経や血管を圧迫し、肩こりや腰のだるさにつながることも。

 

姿勢が崩れやすくなる
バランスを取っていた筋膜のネットワークが乱れることで、姿勢が不安定に。

 

疲れやすくなる
無駄な力が入ってしまうため、動くたびに消耗してしまいやすくなります。

 

リラックスしにくくなる
呼吸や自律神経にも影響が出て、リラックスが難しくなることも…。

 

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