日々の生活の中で気をつけていても
ときどき痛みが出たりすることはあります。
物理的なものにしてもそうでないにしても
その時の対応はとても大事です。
間違いやすい湿布の使い方について。
病院でも当たり前のように出される湿布。
腰が痛いから、肩が凝ってるからと
あまり考えもせずに使っていると
逆に治るのを遅らせてしまうのです。
まずは湿布を貼った時の身体の作用について。
湿布を貼ると
①血管が縮む
湿布を貼ると消炎鎮痛剤が吸収されて血管が縮みます。
②血液の流れが減る
血管が縮むことで血液の流れる量と勢いが減り出血を抑えることがでます。
③神経へ送られる酸素の量が減る
④神経の働きが鈍り痛みが感じにくくなる
血流が抑えられ、神経に酸素が送られなくなるために痛みが感じにくなります。
そう。
湿布で痛みを改善したのではなく
神経を鈍らせて感じにくくしてるだけなんです。
そしてコリに対して湿布を貼るのは間違いです。
コリとは筋肉の中の血行不良により酸欠の状態になったところですが
湿布を貼ることでより酸素が送られなくなりコリはひどくなります。
湿布が必要なのは
打撲やや捻挫、骨折などでケガをしたばかり
内出血が起きたり腫れが出ている場合です。
湿布の貼り方を間違えると修復の妨げになることもあるので気をつけてくださいね。
整骨院などでは儲かるからと湿布を出すこともあります。
その湿布本当に必要ですか?
貼る前に考えてみたほうがいいかもです。