歩くことは、私たちの日常生活の中で最も基本的な動きの一つ。
その基本的な動作の中にこそ、深い知性と感覚の融合が求められています。
美しく静かに歩くことは、一見簡単そうに思えますが、
実際には非常に高度な身体のコントロールと感覚の鋭さを必要とします。
歩行の鍵は足底感覚受容器
まず、歩行の基本となる足底感覚受容器。
足の裏には無数の受容器があり、これらがバランスや姿勢、力の配分を調整しています。
もし足底の力が抜けてしまうと、骨盤底筋群や腹筋群も緩んでしまい、
結果として姿勢のコントロールができなくなります。
足の重要性を見過ごさない
「たかが足ゆび」ですが
足の問題を解決することで、多くの身体の不調が改善されます。
足のバランスや力の入れ方を見直すだけで、全身の調和が整い、動きが軽やかになります。
知性と感覚の融合
歩くことの質を高めるためには、知性と感覚の絶妙なバランスが求められます。
「なぜこう動くのか?」という知性と、「どのように動くべきか?」という感覚
この二つの要素が深まることで、身体の動きは根本から変わっていきます。
知性は動きの理論的な理解を促し、感覚はその理解を実際の動きに生かします。
感覚を研ぎ澄ませる
感覚を研ぎ澄ますためには、日常的に足に意識を向け
微細な感覚を捉える練習を続けることが重要です。
歩くことは単なる移動手段ではなく、知性と感覚を高めるための絶好の機会。
日々の生活の中で、静かで美しい歩き方を追求することによって
私たちの身体はより調和のとれた、美しい動きを身につけることができます。
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