梅雨になると、なぜか調子が出ない…
梅雨の時期になると、頭が重い・身体がだるい・むくみやすい──
そんな「なんとなく不調」を感じていませんか?
特別な病気ではないのに、やる気が出なかったり、消化が落ちたり、関節が痛んだり。
この“梅雨のだるさ”、実は東洋医学でいう「湿邪(しつじゃ)」の影響と考えられています。
東洋医学で見る「湿邪」とは?
東洋医学では、自然界に存在する“邪気(じゃき)”が体に影響を与えると考えられていて、
そのひとつが湿邪──つまり、“湿気”です。
湿邪は体の中に溜まりやすく、巡りを停滞させます。
その結果…
• 消化不良
• 倦怠感
• むくみ
• 関節の痛み
• 胃腸の重さ
• やる気の低下(気虚)
といった不調が、少しずつ現れてきます。
特に女性はホルモンのリズムや水分代謝の影響を受けやすく、湿邪の影響が強く出やすいといわれています。
湿邪を流す生活習慣とは?
では、この“湿”をためこまないために、どんな習慣が有効なのでしょうか?
✅ 食事の工夫
湿を処理し、巡りを良くするには…
• 小豆(あずき)
• 生姜
• ネギ
• 香辛料(唐辛子・シナモンなど)
• 蓮の葉
• 緑豆、とうもろこし など
こうした利尿・発汗作用のある食材を積極的に摂ると◎
身体の中にたまった水分や老廃物を“外に出す”力をサポートします。
✅ 冷やさない
冷たい飲み物・アイス・生ものは湿を内に引き込みやすいです。
白湯・温かいお茶・常温の食事で、内臓の働きを助けましょう。
✅ 汗をかく・動く
軽い運動やストレッチで「汗をかく」のも、湿を追い出すのに効果的。
ウォーキング、ゆるやかなピラティス、温浴などがおすすめです。
♀️ 湿と巡り、そしてKANONのピラティス
KANONのピラティスでは、単なる筋トレではなく
「呼吸と動きの調和」「内側の感覚」を大切にしています。
この“内観”こそ、湿に気づき、流す力に繋がるんです。
• 息が通る → 胸郭が広がる → 血流と水分代謝が上がる
• 骨盤まわりの動き → 腎・脾への刺激 → 巡りが整う
そんな静かな変化が、湿邪の時期のセルフケアになるんです。
のりこのひとこと
「梅雨だから仕方ない」と思っていた不調。
でも、それはただの湿気じゃなくて、体が出しているサインかもしれません。
少しだけ、カラダに“余白”を与えてあげる。
それが整えのはじまり。
まとめ
• 梅雨の不調は東洋医学では「湿邪」が原因と考えられている
• 食事・呼吸・巡りを整えることでケアできる
• ピラティスは“内側の流れ”に働きかける梅雨ケアにも◎
梅雨の時期こそピラティスおすすめです。
6月のご予約ほぼ満席ですが7月はまだまだ空いております。
初めましての方もどうぞー