気づいたら関節が曲がっていました!
変形性股関節症、変形性膝関節症、変形性脊椎症
外反拇趾など。
多くの方は突然曲がった
当然痛くなったと言います。
変形は突然やってくるのでしょうか?
変形は日々のストレスの蓄積に耐えられなくなった時に出てくるのですが
出てきた時は突然ですので感覚的には突然という表現になるのでしょうね。
しかし
変形は突然やってくることはありません。
交通事故やスポーツ事故などの外傷では突然関節が壊れることはありますが
多くは「障害」といって間違った使い方で徐々にかかる小さなストレスの積み重ねによる崩壊です。
しかし、この小さなストレスは日々のことでなかなか気付きにくく
気づいた時には変形しているという結果です。
そう。多くの人は気づくのが遅いのです。
身体にストレスがかかり無理をしているときは何かしらの前兆があります。
違和感や、軽い痛み、こわばり、動かしづらいというような感覚など。
この小さな前兆は、すぐに慣れてしまい放っておく人が殆どです。
そして、徐々に関節は崩壊し、気づいた時には慢性的な痛みや機能障害として出てきます。
そもそも関節は正しく使えば一生壊れることなく保てるように作られています。
壊れないためにも日々の身体の動かし方は大事でそのためにも
ちょっとずつでも自分の身体のことを知っていくことが大事です。
レッスンでもお伝えしていますが
この関節はこういうカタチをしているからこういう風に動かすのね
という解剖学は身体の取扱説明書です。
それと自分の身体への意識を向けて触ってあげて違和感がないか感じてみられてください。
晴れの日と雨の日でも皮膚の感覚が違ったりなどいろいろ発見があると思いますよ。
自分の身体を知り、意識を向け、感じるということをやってみてください。