福岡でも今年はたくさんの台湾カステラ屋さんが
できてブーム到来ですね。
出来立てのプルプルの台湾カステラ見ると
めちゃくちゃ美味しそうに見えますよね。
あのパフォーマンスずるいわ〜と思います。
私たちは冷凍の台湾カステラを販売していますが
なぜ出来立てを売らないのか
なぜ冷凍を売るのかについて
まとめてみたいと思います。
出来立て〉チルド〉冷凍というイメージ構図を
横に置いて読んでくださいね。
キッチンカーを始めようとした時に
台湾カステラを売りたいと
ミシュランシェフの中野秀明さんに相談し
制作の準備をしていた頃のお話。
中野さんから1本の電話がかかってきました。
出来立てよりも冷蔵庫で冷やして食べた方がだんぜん美味しいよ。
プルプルしてるパフォーマンスは良いけどね。
ということでした。
菓子職人の娘ちゃんも同意見だそうで。
出来立てが一番と思っていた私は衝撃でした。
それからいろいろと試作と打ち合わせを重ね
出来上がりを急速冷凍かけて鮮度を保持し
食べる方のタイミングで解凍してもらう。
という販売方法に落ち着きました。
キッチンカーで販売のときは
すぐに食べられるような状態でお出ししますが
解凍するとそこから鮮度は落ちていくため
お持ち帰り用は冷凍庫から出して販売するようにしております。
冷凍でキープすることで
後から食べたい、お友達にプレゼントしたいなど
タイミングは自分でコントロールできますからね。
冷凍専門の高級パン屋さんも出てきていますし
冷凍食品業界は添加物も少なくて良い人気でと急成長しています。
またSDGsのことも考えると、せっかくオーガニックにこだわり
人にも環境にも優しいものを作っていますが
廃棄を出さないという観点からも冷凍はベストです。
冷蔵庫で5時間ほどで解凍されますので
その時間もわくわくしながらお待ちいただければと思います。